テレビをつけていたら、なんか妙に耳に残るCMが流れてきた。
渡辺直美さんが赤いキャップをかぶって、ラップを披露しながらクランキーをパクッ。
「あれ、この歌……なんか聞いたことある気がする」
そう思った瞬間、画面に釘付けになってしまいました(笑)。
このクランキーの新CM曲、実は平成を代表するヒップホップユニット・SOUL’d OUTの名曲「ウェカピポ」をリメイクしたものなんです。
知ってる人は「あ〜!あの曲か!」と膝を打つはずで、知らない人でも「なんかクセになる」と感じるはず。
この記事では、クランキーCMの歌の元ネタ「ウェカピポ」の意味や由来、SOUL’d OUTの歩み、CM楽曲の詳細などを丸ごとまとめました。
クランキーのCM曲、なんか聞いたことある気がしない?
2026年4月14日から全国でオンエアが始まったロッテ・クランキーの新TVCM「チョコサクサァァーク」篇。
渡辺直美さんとHANAのMAHINAさんが出演するこのCMは、テンポよいラップと独特のフレーズで「なんかクセになる」と話題になっています。
私も最初に見たとき、「このメロディーとリズム感、どこかで聞いた気がする……」とモヤモヤして(笑)。
それもそのはず、この曲は私たち40代世代には懐かしすぎるあの曲が元ネタだったんです。
「ひょっとして……あの曲?」と思ったあなた、当たりです!
CM曲の元ネタはSOUL’d OUT「ウェカピポ」だった!
正解は、2003年1月22日に発売されたSOUL’d OUTのデビューシングル「ウェカピポ」。
CMソングのタイトルは「ウェカピポ meets チョコサク」で、原曲のリズム感やビート感はそのままに、クランキーの”サクサク感”を絡めたオリジナル楽曲に仕上がっています。
「チョコサクサァァーク」という独特のフレーズも、原曲のSOUL’d OUTの歌い方をオマージュしているとのこと。
ここからは「ウェカピポ」という楽曲と、SOUL’d OUTというグループについて深掘りしていきますね。
「ウェカピポ」ってどんな意味?タイトルの由来が面白い
「ウェカピポ」……正直、初めて聞いたときは「え、それは何語ですか」という感じでした(笑)。
「ウェカピポ」の正体は、英語の「Wake Up People(ウェイクアップ・ピープル)」を日本語のカタカナで表記したもの。
「人々よ、目を覚ませ!」というメッセージが込められた言葉が、独特のカタカナ表記で「ウェカピポ」になったわけです。
「かっこいいメッセージを、あえてちょっとズラして表現する」というのが、いかにもSOUL’d OUTらしいセンスだと思いませんか。
歌詞の内容は「ヨハネの黙示録」の世界観を下敷きに、世の中に溢れる偽物や虚構に気づけ、自分たちの世代の本物の愛や情熱を取り戻せ、というメッセージが込められていると言われています。
ちょっと壮大すぎる(笑)。
でも、その哲学的な歌詞を超スピードのラップに乗せてぶちかますのが、SOUL’d OUTの真骨頂なんですよね。
SOUL’d OUTとはどんなグループ?平成を駆け抜けたあのユニット
SOUL’d OUTは、Diggy-MO’(ディギー・エムオー)、Bro.Hi(ブラザー・ハイ)、Shinnosuke(シンノスケ)の3人からなる日本のヒップホップユニット。
1999年に結成し、2003年1月22日に「ウェカピポ」でメジャーデビューを果たしました。
このデビューに一役買ったのが、m-floのVERBALさんのスカウトだというのも、音楽好きにはたまらないエピソード。
彼らの音楽の特徴は、日本語と英語を自在に混ぜたハイスピードなラップ。
Diggy-MO’さんの独特な声質と、息をもつかせぬラップの畳み掛けが「唯一無二すぎる」と根強いファンを生み出し続けました。
デビュー当時から「カテゴリー不明のすごいグループが出てきた」という印象を持った人も多かったのではないでしょうか。
残念ながら2014年に、Shinnosukeさんの私的な理由による脱退表明を受けて解散。
「あの解散は早すぎた」と今でも惜しむファンが多いのですが……2026年、まさかこんな形でSOUL’d OUTの名前が話題になるとは思いませんでしたね。
「ウェカピポ」はカラオケ最難関クラス!独特なラップが癖になる
「ウェカピポ」という楽曲の難易度、相当なものがあります。
日本語と英語と造語が混ざり合いながら、超高速でまくしたてるラップ。
息継ぎはどこですんの……?というレベルで言葉が連射されます(笑)。
Diggy-MO’さんの歌い方に独特の節回しや揺らぎがあって、それを完璧に再現しようとすると本当に難しい。
「カラオケで歌うのが難しい曲」として、音楽好きの間では有名な存在でもあるんです。
でもなんだろう、あのクセのある歌い回しが一度ハマると頭から離れなくなるんですよね。
「ウェカピポ」「ウェカピポ」と無意識に口ずさんでしまう、あの感じ(笑)。
NHKのど自慢でウェカピポを歌って優勝した人が話題になったことも
そんな超難曲「ウェカピポ」に関連して、こんなエピソードがあります。
2022年12月11日に放送された「NHKのど自慢」(長崎県諫早市)で、ヒップホップ系のファッションに身を包んだ長崎市在住のシステムエンジニア・高崎さん(当時28歳)がウェカピポを選曲し、なんと優勝してしまったんです。
本人いわく「悪ノリで選んだ」「ネタ枠だと思っていたので、嬉しいよりも驚きが勝っていました」とのこと(笑)。
ゲストだった五木ひろしさんやももいろクローバーZもノリノリで手拍子していたというのも、笑えるようでほっこりします。
このエピソードを通じて「SOUL’d OUT」「ウェカピポ」がXでトレンド入りするほど話題になり、「時代がようやくSOUL’d OUTに追いついてきた」という声が続出しました。
クランキーCM曲「ウェカピポ meets チョコサク」はどんな仕上がり?
原曲のビート感やフレーズ感を大切にしながら、クランキーらしい”サクサク感”を音楽的に重ねたCMオリジナルソングが「ウェカピポ meets チョコサク」。
「チョコサクサァァーク」というフレーズが特徴的で、耳に引っかかって離れない(笑)。
聞いた瞬間から妙に中毒性があるのは、元曲の持つリズムの気持ちよさを上手く引き継いでいるからだと思います。
Diggy-MO’本人が歌唱指導!あの歌い回しへのこだわりがすごい
このCMを制作するにあたって、かなり本気のこだわりがあったことが分かっています。
あの独特な節回しを表現するために、制作チームがDiggy-MO’さん本人にディレクションを依頼したというのです。
「チョコサクサァァーク」という難易度の高いフレーズを正確に伝えるために、本人が直接指導するというガチっぷり。
制作側の原曲へのリスペクトが、そのまま楽曲のクオリティーに繋がっているわけですね。
Diggy-MO’さん自身も「イニシエの楽曲をこんな形で蘇らせてくださったこと、とってもうれしいです」とコメントしており、この企画をとても喜んでいる様子が伝わってきます。
「クランキーCM最高!ほんとこのチョコ美味しいですよね」というコメントまで出ていて(笑)、チョコも気に入ったようで何よりです。
CMに登場するDiggy-MO’風ロボットにも注目
CMの舞台は高速道路なのですが、背景にこっそり(?)登場するものが笑えます。
「ウェカピポ」のMVに登場する人型ロボットをモチーフにした「Diggy-MO’風ロボット」が、工事車両の電光掲示板に同期しながら腕を動かしているんです。
フレーズとビートに合わせてきっちり動く姿が「シュール」「でもなぜかカッコいい」とSNSでも話題に。
Diggy-MO’さん本人も「うしろのデッカイ安全ディギーがあまりにシュールで、完成を拝見して仰天」とコメントしていましたが(笑)、そこまで計算されたオマージュが詰め込まれているのがたまらないポイントです。
一度気づいてしまったら、もうそこにしか目がいかなくなりますよ(笑)。
渡辺直美のラップパートが思った以上にハマっている
正直、CMを最初に見たとき「渡辺直美さんがラップ!?」と少し驚きました。
でも見てみたら……ハマりすぎていて二度見しました(笑)。
撮影エピソードによると、歌の収録で渡辺さんがDiggy-MO’さんを彷彿とさせる独特の歌い回しを披露し、スタッフも思わず驚きの表情を浮かべたとのこと。
渡辺直美さんの表現力の引き出しの多さは本物だなと感じますし、赤いキャップでラップするビジュアルも妙にサマになっているのがすごい。
「このCMの渡辺直美さん、なんかカッコよくない?」と思っているのは私だけじゃないはず(笑)。
コメディータレントとしての面白さだけじゃなく、リズム感や音楽的な表現力もきっちり持っているんだなというのが、このCMを通じて改めて伝わってきます。
共演のMAHINAとは?名前と簡単なプロフィール
CMに渡辺直美さんと一緒に登場する若い女性は、MAHINA(マヒナ)さん。
プロフィールをまとめるとこんな感じです。
- グループ :HANA(ハナ)
- 生年月日 :2009年3月25日
- 年齢 :17歳(2026年4月17日時点)
- 出身地 :東京都
- ポジション :グループ最年少メンバー
「HANA」はBMSGとプロデューサー・ちゃんみながタッグを組んだオーディション番組「No No Girls」から誕生した7人組ガールズグループ。
2025年4月2日にメジャーデビューを果たし、デビュー曲「ROSE」をリリース。
さらに2025年12月には「日本レコード大賞」最優秀新人賞も受賞した、注目の若手グループです。
MAHINAさんのお名前は「マヒナ」と読み、ハワイ語で「月」を意味する言葉から来ているそうです。
「誰なの?かわいいな」と気になった方、そちらはまた別途詳しくご紹介できればと思っています!
まとめ
クランキーCM「チョコサクサァァーク」篇について、ここまでたっぷりまとめてきました。
私個人としては「知ってる曲が令和にこんな形で蘇るとは」と、なんだか時の流れを感じてちょっとしみじみしてしまいました(笑)。
- クランキーCMソングは、SOUL’d OUT「ウェカピポ」をリメイクした「ウェカピポ meets チョコサク」
- 「ウェカピポ」は「Wake Up People(目覚めよ、人々)」を日本語のカタカナで表記したもの
- SOUL’d OUTは1999年結成・2003年デビューのヒップホップユニットで、2014年に解散
- 「ウェカピポ」はカラオケでも歌いこなすのが難しい超高難度ラップ曲
- 2022年にNHKのど自慢でウェカピポを歌った長崎市在住のシステムエンジニア・高崎さん(当時28歳)が優勝し、大きな話題に
- Diggy-MO’さん本人が制作チームにCMの歌唱指導を行い、原曲へのリスペクトが詰まった仕上がりに
- CMには「ウェカピポ」MV登場人物をモチーフにしたシュールなロボットも出演
40代の私からすると「ウェカピポ、懐かしすぎる!」という気持ちと、「でも今の子たちはこれで初めてSOUL’d OUTを知るんだな」という感慨が交互にやってきます。
時代が変わっても、いい曲はちゃんと形を変えながら残っていくんですよね。
クランキーをかじりながら、また「ウェカピポ」の原曲を引っ張り出して聞いてみようかなという気分になっています(笑)。


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