「スティーブ魚ズって何者?」と思って検索してきたあなた、正直な話、私も最初に聞いたとき「え、誰?」ってなりました(笑)。
でも調べていくうちに、これがもう笑いと感動と若干の同情が入り混じる、なかなか深いドラマだということが分かってきて。
この記事では、スティーブ魚ズの読み方や改名理由・経緯はもちろん、木山裕策さんのあだ名遍歴を時系列でまとめます。
「細シャ」「細魚(ほそぎょ)」「スティーブ魚ズ」……一体いくつ名前があるんだというツッコミはひとまず置いといて、いっしょに流れを追っていきましょう!
スティーブ魚ズとは何者?読み方・改名理由・経緯をまとめて解説
「スティーブ魚ズ」とは、歌手・木山裕策(きやまゆうさく)さんのことです。
フジテレビ系の人気バラエティ番組「千鳥の鬼レンチャン」の企画「サビだけカラオケ」に繰り返し出演するなかで、千鳥とかまいたちから次々にあだ名をつけられてきた木山さん。
その最新形がこの「スティーブ魚ズ」というわけなんですが、読み方や由来がちょっとクセが強いので、まずそこを解説しますね。
ほいけんたのボイトレ回がきっかけ、でも理由は衣装じゃなかった
2025年4月27日の放送。
木山さんは前年2024年に本名を奪還していたものの、まさかの7曲目という自己ワースト記録で失敗してしまいます。
番組的には「お楽しみ」とばかりに、また改名の風が吹いてきました。
このとき話題になったのが、前回挑戦のボイトレエピソードでした。
木山さんは歌唱力を磨こうと、ものまね芸人のほいけんたさんをボイストレーニングの師匠として招いていたんです。
で、番組のトークでなにが明かされたかというと……木山さんが「冬はほぼタートルネックを着ている」という話。
分かりますよね。あの人を想起させる格好、そうです、Apple創業者のスティーブ・ジョブズさんです(笑)。
「次の挑戦は赤シャツじゃなくて、タートルネックとメガネとiPhoneで来てもらうしかない」と大悟さんが提案したところから、改名協議がスタートしました。
「スティーブ木山」「ジョブ魚」を経てスティーブ・魚ズに着地するまで
改名候補は一気に出てきました。
「スティーブ木山」「ジョブ魚(ジョブぎょ)」……もうどんどん出てきて、スタジオがわちゃわちゃしてくる感じ、目に浮かびますよね。
で、最終的に「スティーブ・魚ズ」という表記に落ち着きました。
「スティーブ」はスティーブ・ジョブズから、「魚ズ」は木山さんにずっとついてまわる「魚」というキャラクターを合体させた造語です。
このやり取りを見ていたかまいたち・濱家隆一さんが「闘莉王みたいな(笑)!」とツッコミを入れていて、確かに言われてみたらそうやな……という謎の説得力がありました。
ちなみに木山さん、実はマッキントッシュを30年ほど使い続けているという筋金入りのAppleユーザー。
スティーブ・ジョブズへのリスペクトも、あながち的外れではないかもしれません(笑)。
読み方が「ウォーズ」→「ウオズ」に変わったちょっとした理由
最初、スタジオでは「スティーブ・魚ズ」の読みを「スティーブ・ウォーズ」としていました。
ん、「ウォーズ」?……「スター・ウォーズ」みたいですよね。実際に語感は近いです。
ところが木山さん本人から「戦争を想起させるので、できれば『ウオズ』でお願いします」というリクエストが入ったそうで。
そりゃそうだ(笑)。
というわけで現在の正式な読みは「スティーブ・ウオズ」です。
ちなみに、次の挑戦から黒いタートルネックでの出演が義務付けられ、フジテレビに入館するときのセキュリティ登録名も「スティーブ・魚ズ」になっているとのこと。
ここまでされたら私なら泣いてるかもしれません(笑)。
木山裕策のあだ名遍歴を時系列でおさらい
スティーブ魚ズに至るまでの道のりが、これまた長い。
ここからは「なぜ木山さんがこんなことになったのか」という根っこの部分を、時系列で追っていきます。
「細シャ」誕生──Mr.シャチホコとの木山争奪戦で本名を失った日
話は2021年まで遡ります。
2021年12月29日、ものまね芸人のMr.シャチホコさんが鬼レンチャンの「サビだけカラオケ」に挑戦したとき、木山裕策さんの代表曲「home」をものまねで披露したんです。
これが外見も歌声も忠実すぎて、スタジオが「木山より木山」「もっと木山」と大騒ぎになったんですね(笑)。
翌2022年5月1日、木山さん本人がついに番組に初出演。
「木山」の名をかけてMr.シャチホコさんと対決することになったのですが……惜しくも敗北。
本名を譲り渡す形になってしまい、「細いシャチホコ」という意味の「細シャ」へと改名させられました。
その後、2度目の対決で細シャさんが勝利するも、Mr.シャチホコさんの自己最高記録である8レンチャンを超えていなかったため名前奪還には至らず。
このルール、なかなか厳しいんですよね。
しゃがんで潜る姿が魚に見えた!「細魚(ほそぎょ)」読み方は家族会議で決定
「細シャ」時代の2022年9月25日の鬼レンチャンで、また面白いことが起きます。
木山さんが8曲目のコブクロ「未来」を歌唱中に、声を振り絞るためにしゃがんだとき、固定カメラからいったん姿が消えて、その後にひょこっと現れる様子が……魚釣りのような動きに見えてしまったんです。
「魚が釣れた!」みたいな(笑)。
「細シャ」に「魚」を合わせて「細魚」へ改名。
さらに読み方をどうするかという問題が起きて、なんと木山さんが自宅で家族会議を開いたとのこと。
その結果決まった読み方が「ほそぎょ」。
フジテレビ入館時の登録名も「細魚(ほそぎょ)」になってしまったというエピソードに、千鳥さんたちにツッコまれていましたが、個人的にはそこまで巻き込まれている木山さんのご家族にも思いを馳せてしまいました(笑)。
9レンチャン達成で「木山裕策」を奪還した2024年
2024年4月21日の放送。
この日の木山さんは、Mr.シャチホコさんの自己最高記録を超える9レンチャンをついに達成。
これにより、約1年7ヶ月ぶりに「木山裕策」の本名を奪還することができました。
本名を取り戻した瞬間の映像を見ると、ちょっとじーんとするんですよね。
「home」でデビューして紅白に出た歌手が、バラエティ番組で本名をかけた戦いをして……その構図、なんか不思議と感動があるんですよ。
スティーブ魚ズとして出た鬼レンチャンの結果と、木山奪還の条件
晴れて木山裕策として本名に戻った後、2025年4月27日の放送で本名チャレンジに臨んだ木山さん。
しかし7曲目という悔しい結果で終わり、「スティーブ・魚ズ」へと改名。
翌2025年9月7日放送では、スティーブ・魚ズ名義で木山奪還に挑みましたが、9曲目で地声がひっくり返ってしまい失敗。
番組から告知された条件は「自己ベストの9レンチャンを超えて、10レンチャン達成で木山裕策に戻れる」というもの。
以前の「細魚」時代に9レンチャン達成で本名に戻れたのに対し、今回はハードルが上がっています。
番組公式Xも「木山→細シャ→細魚→木山→魚ズと4回の転生を重ねてきた」と書いていて、改めて振り返ると転生の多さに笑ってしまいます。
次の挑戦がいつになるか、そして10レンチャンを達成できるか……引き続き目が離せません。
木山裕策ってどんな人?「home」で紅白に出た歌手が鬼レンチャンに現れるまで
そもそも木山裕策さんって、バラエティの人というより、れっきとした歌手なんです。
プロフィールをまとめるとこんな感じです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 木山裕策(きやまゆうさく) |
| 生年月日 | 1968年10月3日 |
| 年齢 | 57歳(2026年5月10日時点) |
| 出身地 | 大阪府大阪市 |
| 身長 | 183cm |
| 血液型 | A型 |
| 代表曲 | home(2008年) |
1968年大阪生まれ。大阪外国語大学でスペイン語を専攻し、大学時代はバンドでボーカルを担当。プロ志望を断念した後はシナリオライターを目指しながらもこれも挫折し、会社員になります。
ところが2004年、甲状腺に悪性腫瘍が見つかり、全摘出手術を受けることになりました。
手術のとき声帯につながる神経を傷つけてしまう可能性があったため、「もし声が出るよう回復したら歌手に挑戦しよう」と決意されたそうです。
手術は成功し、リハビリで歌えるまでに回復。
2007年にオーディション番組「歌スタ!!」に出演してプロデューサーの目に留まり、2008年2月にシングル「home」でメジャーデビュー。
「home」はオリコン最高位7位を記録し、その年の紅白歌合戦にも初出場しました。
平日は広告関連出版社の課長として働き、週末だけ歌手活動をしていたという異色の経歴で注目された方でもあります。
2019年に会社を退職し、歌手・講演活動に専念。がん体験を活かした医療講演も積極的に行っています。
身長183cmで坊主頭という風貌も特徴的で、一度見たら忘れられないというのが正直なところ(笑)。
改名続きの木山裕策、本人は実はノリノリ?番組との関係性が面白い
ここまで読んでいただいた方は「木山さん、なんかかわいそう……」と思われるかもしれません。
でも実は、木山さんご本人のXを見ると「最後にまたやってしまいましたー!次回こそ!」と悔しがりながらも明るく投稿されていて。
出演後に自らハッシュタグ「#スティーブ・魚ズ」「#細魚」をつけて発信しているあたり、この状況をある意味楽しんでいる節があります。
実際、千鳥やかまいたちにさんざんいじられながらも何度も出演しているのは、本人との信頼関係ができているからこそなんじゃないかなと。
それに……これって、鬼レンチャンがなければ「home」の歌手として2008年の紅白出場が話題のピークだったかもしれない木山さんを、2020年代に再び注目させた番組でもあるわけで。
木山さんにとっては、決して損な話ではないんじゃないかと私は見ています(私見です)。
「歌手として10レンチャンを達成して、本名で終わりたい」という想いが透けて見えるからこそ、応援したくなる。
次の挑戦で「スティーブ・魚ズ」が「木山裕策」に戻れるかどうか、そこに視聴者が引きつけられているんだと思います。
こんな形で番組の「常連キャラ」になった歌手、なかなかいないですよね。
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まとめ
改めて振り返ってみると、木山さんのあだ名遍歴ってかなりドラマチックなんですよね。
笑えるんだけど、なんか応援したくなる。その絶妙なバランスが、この人の鬼レンチャン人気を支えているんじゃないかなと思います。
ここまでの流れをざっくりおさらいしておきますね。
- スティーブ魚ズは歌手・木山裕策さんの最新のあだ名で、読み方は「スティーブ・ウオズ」
- 命名のきっかけは「冬はほぼタートルネックを着ている」という話からスティーブ・ジョブズが連想されたこと
- 「スティーブ木山」「ジョブ魚」などの候補を経て「スティーブ・魚ズ」に着地
- 読み方が「ウォーズ」から「ウオズ」になったのは本人の「戦争を想起させる」というリクエストによるもの
- あだ名の遍歴は「木山裕策→細シャ→細魚(ほそぎょ)→木山裕策(奪還)→スティーブ・魚ズ」の4回の転生
- 木山奪還の条件は自己ベスト(9レンチャン)を超える10レンチャン達成
- 木山さんはMacを30年以上使う筋金入りのAppleユーザーで、スティーブ魚ズの名も案外リアリティがある
デビューのきっかけがガン手術後の「声が残ったから歌手になろう」という決意で、紅白まで出場した人が、のちに自分の名前を番組でかけて戦う展開になるとは……人生って本当に読めないですね。
スティーブ魚ズが無事に「木山裕策」に戻れる日を、陰ながら応援しています!

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