ポテチのパッケージが白黒で売り上げどうなる?メリットデメリットや変化を考察!

ポテチのパッケージが白黒で売り上げどうなる?メリットデメリットや変化を考察! 雑記

あのカラフルなポテチのパッケージが、白黒になるってご存知ですか?

カルビーが「うすしお味」や「コンソメパンチ」など主力商品のパッケージを白黒に変更するという、ちょっと衝撃のニュースが2026年5月に飛び込んできました。

「え、あの見慣れたパッケージが……?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

このニュースを見て私がまず気になったのは、「これ、売り上げってどうなるんやろ?」ということ。

パッケージが白黒になることで、メリットはあるのか?デメリットはどこなのか?そして売り上げへの影響は上がるのか、下がるのか。

今回はそのあたりを、消費者目線でじっくり考察してみたいと思います。

カルビーのポテチパッケージが白黒になる理由はナフサ不足にあった

「いきなりモノクロって、どういうこと?」と思いますよね。

じつはこれ、単なるデザインのリニューアルではありません。

れっきとした「資材調達の危機」が背景にあるんです。

今回の変更の原因は、「ナフサ」という原料の不足にあります。

ナフサとは、原油を精製するときに取り出される石油化学製品の基礎原料で、プラスチック・インク・塗料など、あらゆる化学製品の「出発点」になっているもの。

中東情勢の緊迫化、具体的には米国・イスラエルによるイラン攻撃の影響でホルムズ海峡の通航リスクが高まり、日本の輸入の約7割を占める中東産ナフサの供給網が不安定になっています。

その余波が、印刷インクにまで及んでいる、というわけです。

インクの原料となる溶剤や樹脂が品薄になっているため、カラーインクの入手が困難に。

カルビーはやむなく、印刷に使うインクの色数を2色に減らして対応することを決めました。

対象となるのは「ポテトチップスうすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」「かっぱえびせん」など計14の主力商品で、5月25日以降の出荷分から順次切り替えが始まります。

「品質には影響はなく、安定供給のための措置」というのがカルビーの立場で、中身はいつものポテチです。

なお、同社は「サワークリーム風味」の新商品発売も中止するとのこと。

時事通信や日本経済新聞など複数のメディアが報じており、今後は他のメーカーにもこの動きが広がる可能性があるとされています。

ポテチのパッケージが白黒になって売り上げはどうなる?率直に考察してみた

では本題です。

「白黒パッケージになったら、売り上げって上がるの?下がるの?」というのが、多くの人が気になるところだと思います。

私なりに3つの視点から、フラットに考察してみました。

「中身は変わらない」なら買う人は変わらないのでは?

まず、もっとも楽観的な意見から。

コンソメパンチはコンソメパンチ、うすしおはうすしお。

パッケージが白黒になっても、中身の味は変わりません。

毎週スーパーで買っているリピーターさんは、パッケージの色が変わったくらいで「もう買わない!」とはならないはずです(少なくとも私はならない)。

「カルビーのポテチが食べたい」という需要はブランドに対するものであって、パッケージデザインに対するものではない、とも言えます。

長年のファンや習慣買いの多い商品であれば、短期的な売り上げへの影響は限定的ではないかと思います。

白黒パッケージで逆に目立つ可能性もある

これ、意外と見逃せない視点だと思っています。

今のスーパーのスナック菓子コーナーって、カラフルなパッケージがずらっと並んでいますよね。

赤・黄・緑・オレンジ……どれも目を引こうと競い合っているような状態です。

そこへ突然、白黒のポテチが登場したら?

「え、これ何?」って絶対目が止まりません(笑)。

ニュースで話題になった影響もあって、「どんな感じか見てみたい」「限定パッケージみたいでちょっと気になる」という好奇心から手に取る人も出てくるんじゃないかな、と個人的には思っています。

白黒・モノトーンというのは、使い方次第では「スタイリッシュ」や「高級感」を演出できる色合いでもあります。

コンソメパンチが急にシックな雰囲気になったとしたら……それはそれでちょっとアリかも(汗)。

懸念されるのは「パッと見で商品を見つけられない」こと

一方で、デメリット的な懸念もあります。

特に「何となくいつものやつをカゴに入れる」タイプの購買行動に、影響が出る可能性があります。

「うすしおのあの黄色い袋」「コンソメの赤い袋」というのは、ある種の「色記憶」になっているんですよね。

それが白黒になると、棚の前でパッと探せなくなる場面も出てくるかもしれません。

特に高齢の方や、目が疲れているときなど、視認性の低下は小さくないはず。

また「あの見慣れた色のパッケージじゃないと何か別の商品みたいで買う気がしない」という心理的な壁も、人によってはあるかもしれないなと思います。

パッケージの色が売り上げに与える影響は意外と大きい

ここで少し立ち止まって考えてみると、そもそも「パッケージの色って、どれくらい購買行動に影響するのか?」という疑問が出てきます。

マーケティングの世界では、消費者が商品を購入する際の意思決定の約93%はビジュアルに、さらに約84.7%は色によって後押しされると言われています。

つまり「見た目」と「色」は購買行動において超重要な要素なんです。

たとえばスナック菓子のパッケージでよく使われる赤や黄は、食欲を刺激し、興奮・エネルギーのイメージと結びつきやすい色とされています。

逆に白は「清潔感」「シンプル」、黒は「高級感」や「スタイリッシュ」なイメージを与えます。

白と黒の組み合わせは、決して「買う気が失せる」ものではありません。

ただ、スナック菓子という商品ジャンルにおいては、「楽しさ・にぎやか・おいしそう」といったイメージが長年定着してきました。

そこからのギャップが、購買心理にどう作用するかは、正直なところ未知数だと思います。

白黒パッケージにして得られるメリットを整理してみる

「でも、そもそもカルビーはなぜこの決断をしたのか?」というと、当然ながらメリットもちゃんと考えてのことだと思います。

主なメリットを整理してみます。

コスト削減と安定供給を同時に叶えられる

今回の変更の最大の目的は、カラーインクを使わないことでの「調達コスト削減」と「安定供給の確保」です。

インクの原材料が不足し、包装資材の仕入れ値が2〜3割増えているという報道もある中、カラー印刷にこだわって供給が止まるよりも、白黒にしてでも棚に商品を並べ続けるほうがずっと消費者のためになります。

「いつものポテチが買えない」という状態になるほうが、パッケージが白黒になるよりよっぽど困りますもんね。

それに、印刷コストが下がれば、長期的にはその分を価格据え置きや品質維持に回せる可能性もあります。

パッケージ1枚の印刷費がどれくらい変わるのかは分かりませんが、年間で考えれば決して小さくはないはずです。

話題性・ニュース効果で一時的に注目が集まる

「白黒パッケージ、ちょっと気になって買ってみた」という人が一定数いれば、短期的には売り上げアップにつながる可能性もあります。

今回の件は、NHK・時事通信・FNN・TBSなど多くのメディアで大きく取り上げられました。

「話題になった商品を試しに買ってみる」という購買行動は、決して珍しくありません。

これは計算してのことではないでしょうが、結果として「逆に宣伝になった」という可能性は十分ある、と思っています。

白黒パッケージが売り上げに与えるデメリットや懸念点

もちろん、懸念もゼロではありません。

先ほどの「色記憶」の話に加えて、考えられるデメリットをいくつか挙げてみます。

まず「どのフレーバーか分かりにくくなる」という問題です。

カラーのパッケージでは、色だけで「あ、コンソメだ」「うすしおだ」と識別できていましたが、白黒になると文字をちゃんと読まないといけません。

特にスーパーの棚前でサッとカゴに入れる行動が多い主婦層にとっては、地味にストレスになる可能性があります(私もそのひとりです)。

次に「食欲が下がる」という懸念。

食品において、白黒・モノクロは基本的に「食欲を刺激しない」色合いとされています。

スナック菓子のコーナーで映える色はやはり赤・黄・オレンジ系であり、そこに白黒のパッケージが並ぶと「なんか体に悪そう?」(汗)と感じる人もいるかもしれません。

とはいえ、これも習慣や話題性の前には大きな障壁にはならないかな……という気はしています。

正直なところ、「デメリットはあるけど、それが売り上げ急落につながるほどではないのでは?」というのが私の率直な見解です。

スマホをグレースケールにすると使用時間が減るという話との意外な共通点

少し視点を変えたネタをひとつ。

Xで「スマホをグレースケール(白黒)にすると、スマホを触る時間が減る」という話が話題になったことがありましたが、これはポテチの話に意外なかたちで繋がってくるんです。

スマホ画面をグレースケールにするとアプリの視覚的な魅力が下がり、SNSやゲームに費やす時間が自然に減るとされています。

色がなくなることで「脳への刺激」が減り、脳の報酬系(ドーパミン分泌)が抑えられるからだと言われています。

これはNPO「Center for Humane Technology」なども指摘している話で、「強烈な色彩は脳の報酬系を活性化させる」という視点からも裏付けられています。

つまり「色が持つ刺激力」は、スマホもお菓子のパッケージも同じように人間の行動に影響を与えているわけです。

ということはポテチのパッケージが白黒になると、同じ理論で「視覚的な刺激が減って、つい手が伸びる回数が減るかも?」という懸念も成り立ちます。

もちろん、スマホを毎日使うのとポテチを買う行動は全然違うんですが、「色が購買や行動の意欲に影響する」という意味では、ちょっと気になる共通点だな……と感じました。

「色を抜いたら刺激が減る」という話は、今回のポテチ問題を考えるうえでの、ひとつのヒントになる視点だと思っています。

まとめ

カルビーのポテチパッケージが白黒になるというニュース、なかなかインパクトがありましたよね。

この記事で分かったことを整理してみます。

  • カラーインクの原料となる「ナフサ」が中東情勢の影響で不足し、パッケージ白黒化は「安定供給を優先するための措置」
  • 対象は「うすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」「かっぱえびせん」など計14商品で、2026年5月25日以降の出荷分から順次変更
  • 中身・品質に変更はなく、「見た目だけ」が変わる
  • 「色記憶」への影響や食欲刺激の低下というデメリットはあるが、リピーターや話題性で売り上げ急落には直結しにくいと考えられる
  • 白黒パッケージで逆に目立ったり、話題性から手に取る消費者が増える可能性もある
  • スマホのグレースケールと同様、「色が人の行動を動かす力」は侮れない

個人的には、「ポテチはポテチ。コンソメはコンソメ」という信頼がある限り、売り上げの大幅ダウンにはならないんじゃないかな、と思っています。

むしろ「あの白黒パッケージ見た!?」という話題性が、一時的に買いたい気持ちを刺激する人もいるはずです。

ただ、長期的に続いたときどうなるかは、正直まだ分かりません。

今後の売り上げデータや消費者の反応が気になるところ。

「白黒パッケージのポテチ、実際に買ってみた」というレポートも、いずれしてみたいな(笑)。

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