ケーキにアイス、和菓子まで。
リーズナブルなのに本格的な味で、わが家でも長年お世話になっているシャトレーゼ。
でも「そういえば、シャトレーゼってどういう意味なんだろう?」って思ったことありませんか?
フランス語っぽい響きだなとは感じるけど、ちゃんと調べたことはなかった、という方も多いんじゃないかと思います。
実は「シャトレーゼ(Châteraisé)」という名前、フランス語を組み合わせた造語で、「ぶどうの城」を意味するんです。
しかも! この店名、フランス語ネイティブの人が見ると思わず笑ってしまうことがある、というちょっとしたトリビアもあるんですよね。
この記事では、シャトレーゼの名前の意味・由来をわかりやすく解説しながら、SNSでも話題になった「やばい」といわれる理由まで一緒にまとめました。
シャトレーゼ(Chateraise)の意味はフランス語由来の造語
シャトレーゼという名前、なんとなくフランス風でおしゃれな響きですよね。
実は、フランス語の2つの単語を組み合わせて作られた造語なんです。
「シャトー(城)」と「レザン(ぶどう)」を合わせた社名
シャトレーゼ公式サイトのFAQにも明記されています。
「フランス語でシャトー(城)とレザン(ぶどう)を合わせ、『ぶどうの城』という意味で付けられた社名です」と。
分解するとこんな感じです。
| フランス語 | 意味 | シャトレーゼでの使われ方 |
|---|---|---|
| Château(シャトー) | 城 | 「シャト」の部分 |
| Raisins(レザン) | ぶどう | 「レーゼ」の部分 |
2つを合わせると「ぶどうの城」。
なんかロマンチックで素敵じゃないですか(笑)。
スイーツのブランド名としてもピッタリですし、山梨という土地柄を考えると、この名前にはちゃんとした理由があるんです。
正しくはどう読む?「Châteraisé」の表記について
ローマ字で書くと「Chateraise」、フランス語表記では「Châteraisé」となります。
ここで気になるのが、「Châteraisé」ってフランス語の辞書に載っている言葉なの? という点。
答えは、載っていないです。
フランス語の「Château」と「Raisins」を掛け合わせた、完全なオリジナルの造語なんですよね。
つまり、日本でいう「和製英語」ならぬ「和製フランス語」的な存在といえるかもしれません(笑)。
純粋なフランス語ではなく、山梨発祥の日本企業が生み出した独自の言葉。
これ、改めて考えると結構おもしろいポイントだと思うんです。
シャトレーゼの由来を生んだ山梨・勝沼との深いつながり
「ぶどうの城」という名前がなぜ生まれたのか、それを知るには山梨という土地を外せません。
シャトレーゼと山梨のつながりは、単なる「本社所在地」以上のものがあるんです。
発祥の地がぶどうの名産地だったから「ぶどうの城」
シャトレーゼ公式は「発祥の地は山梨県甲州市勝沼町、ぶどうの名産地です」と明言しています。
勝沼といえば、日本有数のぶどう産地として有名な場所。
ワイン用のぶどうも多く栽培されており、「日本ワインの聖地」ともいわれるエリアです。
そんな土地を起源に持つシャトレーゼが「ぶどうの城」という名前を冠しているのは、偶然ではなく、創業の地への敬意と誇りが込められているのだと感じます。
名前の由来を知ると、シャトレーゼのスイーツをひとつ口にするたびに「あ、山梨のぶどうの土地から生まれたんだな」という感慨が出てくる気がしませんか?
(私だけかな?)
創業者・齊藤寛とシャトレーゼという名前が生まれた経緯
シャトレーゼの創業者は、齊藤寛(さいとう ひろし)さんです。
1934年3月21日、山梨県勝沼町(現・甲州市)生まれ。
実家はぶどう農家だったともいわれており、ぶどうと縁深い土地で育ったかたなんですよね。
1954年、まだ20歳だった齊藤さんが山梨県甲府市に焼き菓子店「甘太郎」を開いたのが始まりです。
当時は砂糖が統制されていた時代。
人工甘味料に頼るお菓子が多い中、本物の砂糖と北海道産の小豆を使った今川焼き風のお菓子を実演販売し、お店は行列ができるほどの大繁盛となりました。
ただ、焼きたての商品を売りにしていたため、暑い夏場は売り上げが落ちるのが悩みのタネ。
そこで夏に売れる商品としてアイスクリーム事業に参入するため、1964年に勝沼町で「大和アイス株式会社」を設立します。
その後、1967年12月に「有限会社甘太郎」と「大和アイス株式会社」の2社を合併。
このタイミングで誕生したのが「株式会社シャトレーゼ」です。
創業の地・勝沼がぶどうの名産地であること、そして実家がぶどう農家だったという背景が、フランス語という洗練されたイメージの言葉に乗せられた、と私は感じています。
齊藤さんは2024年8月10日、心不全のため90歳で逝去されました。
一代でシャトレーゼを国内最大の菓子製造小売りに育て上げたかたです。
その想いは今もシャトレーゼのロゴと名前の中に生き続けているんですよね。
フランス語ネイティブがシャトレーゼを見て笑う理由とは?
さてここから、「やばい」といわれる本題に入ります。
これ、純粋に「笑えるトリビア」の話なので、シャトレーゼへの愛情は全然揺るがないですよ(笑)。
そもそも「Châteraisé」はフランス語の辞書に載っていない
さきほどもお伝えしたとおり、「Châteraisé」はフランス語の辞書には存在しない造語です。
なのでフランス語ネイティブの人が「Châteraisé」という文字列を見たとき、実在するフランス語の単語として処理しようとするんですよね。
するとどうなるか。
フランス語の発音ルールに当てはめると、「Châteraisé」は「シャト・レゼ」に近い音になるそうで、これがフランス語の別の言葉の響きにそっくりと感じられてしまうとのことなんです。
どんな言葉かというと…まあ、品のないというか、アダルト寄りの言葉らしいです(汗)。
直接書くのはちょっとアレなので、ここでは「大人向けのスラングに聞こえてしまう」とだけお伝えします(笑)。
Xでは「フランス人の夫を連れてシャトレーゼの前を通ったら爆笑が止まらなかった」「フランス人の友人がニヤニヤしながらスマホに送りまくっていた」という体験談が複数投稿されていて、一部で話題になっているんですよね。
シャトレーゼ公式はちゃんと否定している
ただし! ここは重要なポイントです。
Xのコミュニティノートや公式アカウントのコメントでも補足されていますが、「Châteraisé」と問題のフランス語スラングは綴りも語源もまったく別の言葉です。
シャトレーゼ公式がXで答えているとおり、社名はフランス語の「Château(城)」と「Raisins(ぶどう)」を組み合わせたもので、山梨のぶどうの名産地に由来しています。
「似て非なるもの」というやつで、創業者がそんな言葉に似ているとは夢にも思わなかったでしょうね…と想像すると、なんとも言えない気持ちになります(笑)。
もちろん、シャトレーゼという名前に他意は一切ありません。
念のため!
「シャトレーゼ やばい」と検索される本当の理由
「シャトレーゼ やばい」で検索すると、さまざまな情報がヒットすることがあります。
でも、フランス語文脈でいう「やばい」は全然別の話です。
ここまで読んでくださったあなたにはもうわかりますよね。
つまり「シャトレーゼ やばい」の本命の意味は、
「フランス語で読んだらやばい響きになってしまう名前!(笑)」
ということなんです。
悪い意味ではなく、むしろ「ちょっと笑えるトリビア」として広まっているわけですね。
カフェで友だちに話したら絶対ウケると思います(笑)。
「え、シャトレーゼってそういう話があったの?!」ってなりますよ、絶対。
フランス語を勉強しているとか、フランス語圏の友人がいるという方は、ぜひシャトレーゼのお菓子を渡しながらこのエピソードを話してみてください。
確実に盛り上がります(保証はしないけど)。
Arte Refactとシャトレーゼに関係はある?
「シャトレーゼ」と「Arte Refact(アルテ・リファクト)」が一緒に検索されることがあるようですが、この2つに関係はありません。
Arte Refactは、アニメやゲームの楽曲を数多く手がける音楽制作レーベルで、菓子メーカーのシャトレーゼとは完全に別の話です。
おそらく「Arte(アルテ)」という言葉が「Chateraise」のフランス語っぽい雰囲気と連想されて、一緒に検索されているのかな? と推測しています。
どちらも各ジャンルで人気がある存在なので、なんとなく絡んでいるように思えてしまうのかもしれませんが、関係はないので注意してくださいね。
まとめ
今回は「シャトレーゼの意味と由来」と「やばいといわれる理由」についてまとめました。
改めて振り返ると、「ぶどうの城」という名前に込められた背景って、知れば知るほど愛着が増しませんか?
この記事で分かったことをざっくりまとめます。
- 「シャトレーゼ(Châteraisé)」はフランス語の造語で「ぶどうの城」という意味
- 「シャトー(城)」と「レザン(ぶどう)」を組み合わせた、辞書には載っていないオリジナルの言葉
- 発祥の地は山梨県甲州市勝沼町。ぶどうの名産地であることが社名に直結している
- 創業者の齊藤寛さん(1934年生まれ)が1967年に2社を合併しシャトレーゼを設立したことで生まれた名前
- フランス語ネイティブが見ると別のスラングに聞こえてしまうことがあり「やばい」と話題に
- ただし綴りも語源も別物で、シャトレーゼに他意は一切なし
- Arte Refactとシャトレーゼは無関係で、名前の雰囲気から混同されやすいだけ
知らなかったことが多かった人は、次にシャトレーゼでケーキを買うとき、ちょっと見え方が変わるかもしれません(笑)。
「ぶどうの城からやってきたスイーツ」って思ったら、なんかますますおいしく感じますよね。
…感じますよね?(笑)


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