夏が近づくと汗だくになりながら「Nクールはひんやり〜♪」とつぶやく、あのおっちょこちょいなサラリーマンを思い浮かべる方は多いはず。
ニトリのCMに欠かせない顔として、私も毎年、暑くなるたびに新作を楽しみにしていた一人です。
でも今年はなぜか見かけなくて、「Nクールおじさん、降板したの?」と気になって調べてみました。
清水伸さんの出演終了について、なにがあったのか、契約満了に至った経緯や本当の理由をまとめています。
「Nクールおじさん」清水伸がニトリCMを卒業?契約満了の発表を整理
まずは、今回の一件がどのように明らかになったのかを整理しておきますね。
2026年7月9日、清水伸さんが自身のインスタグラムとXを更新しました。
「皆さまへご報告です」という文章とともに、長年出演していたニトリのCMについて、この春をもって契約満了となったことを報告したのです。
投稿では、多くの人に「ニトリの人」「おっちょこちょいなサラリーマン」として顔を覚えてもらえたことへの感謝がつづられていました。
最近も「清水さんはもう出ないんですか?」と聞かれることがあったそうで、それだけ愛されていたキャラクターだったんだなと、しみじみ感じてしまいました。
投稿には感謝の言葉が並び、関係者やファンへのお礼、そして今後も新しい作品で会えるよう真摯に仕事に向き合っていきたいという前向きなメッセージで締めくくられています。
この投稿は瞬く間に拡散され、表示回数は1400万件を超える大反響になりました。
これだけの反応があるということは、私だけでなく本当にたくさんの人が「Nクールおじさん」の存在を大切に思っていた証拠だと思います。
正直、これを知ったとき、夏の楽しみが一つ減ってしまったようで、ちょっと寂しい気持ちになりました。
Nクールおじさんの降板理由はニトリの回答で明らかに
「降板」という言葉を聞くと、なにかトラブルがあったのではと心配になる方もいるかもしれません。
でも調べてみると、そういった話ではなく、もっと前向きな理由があることが分かりました。
Nクールおじさんが消えた「表現シフト」の中身
実は清水さんが自身で発表する前、2026年7月3日の時点で、すでにニトリへの取材が行われていました。
週刊女性PRIMEの取材にニトリが答えた内容によると、今年のNクールCMでは、これまでの俳優を起用したストーリー仕立ての表現から、商品の機能や進化したポイントを分かりやすく伝える表現へと変更したとのことです。
そのため、今年のNクールCMには清水伸さんの出演予定がない、という回答でした。
さらにニトリ側は、Nクールが約10年にわたって俳優を起用したCMを展開してきたこと、そして今年の商品は冷感性能が大きく進化していることにも触れています。
俳優によるストーリー表現から、商品の進化を直接的に伝える表現へとシフトした、というのが今回の変更の核心のようです。
つまり、清水さんの演技や人気が落ちたからではなく、CMの伝え方そのものを見直したというのが本当の理由だと考えられます。
契約満了の発表とCM不在、時系列を整理してみる
流れを整理すると、まず6月下旬の時点でCMが放送されず、ネット上で「Nクールおじさんがいない」と心配の声が広がりました。
そして7月3日に週刊女性PRIMEがニトリに取材し、出演予定がないことが判明。
その6日後の7月9日に、清水さん本人が契約満了を報告する、という順番になります。
企業の説明が先に出て、その後で本人からの正式な報告があった形なので、突然の解雇のような話ではなく、ある程度時間をかけて発表されたことが分かります。
このあたりの丁寧な進み方からも、円満な形での契約終了だったのではないかと私は感じています。
清水伸はどんな俳優?プロフィールと役者人生の始まり
ここで、Nクールおじさんを演じてきた清水伸さんについて、あらためて紹介しておきます。
- 名前:清水伸(しみず しん)
- 生年月日:1972年5月20日(54歳/2026年7月10日時点)
- 出身地:新潟県新潟市西区
- 身長:172センチ
- 血液型:B型
- 所属:JFCT
- 所属劇団:劇団ふくふくや(副座長)
新潟県立巻高等学校を卒業後、上京して立正大学経済学部二部に入学しています。
欽ちゃん劇団のオーディションがきっかけだった俳優転身
大学2年生のときに大学を辞め、たまたま雑誌で見かけた「欽ちゃん劇団」のオーディションに応募したところ、合格したそうです。
結局そのまま入団はしなかったものの、この経験がきっかけとなって俳優を目指すようになったといいます。
そして1997年、NHK大河ドラマ「毛利元就」で、毛利元就の孫・吉川元資役に抜擢されてデビュー。
以降、脇役として数多くのドラマや映画に出演を重ね、大河ドラマにはこれまで5作品に出演しているベテランです。
劇団ふくふくやでは副座長を務め、舞台の脚本や出演も精力的にこなしていて、俳優としての土台をここでしっかり作ってきたことがうかがえます。
2015年から10年続いたNクールおじさんの軌跡
Nクールおじさんというキャラクターが、どのように生まれて愛されてきたのか振り返ってみましょう。
「視線は熱いが」おなじみのフレーズとニトリCMの好感度
清水さんは2015年からニトリのNクール・NウォームのCMに出演してきました。
残業中に後輩に電気を消されてしまったり、コンビニでビールをがまんしたり、家族にちょっと相手にされなかったり。
そんな、思わず「あるある」と共感してしまう日常のワンシーンを、コミカルに演じてきたのが印象的でした。
そして最後には「視線は熱いが…Nクールはひんやり」「視線は冷たいが…Nウォームはあったかい」というフレーズで締めくくる、あの流れが定番でしたよね。
CMの好感度ランキングで上位に入ったこともあるとも言われていて、商品の機能訴求を超えて、一つのエンターテインメントとして定着していたことが分かります。
約10年という長い時間、季節が変わるたびに新作を届けてくれていたわけですから、視聴者にとっては夏と冬の「風物詩」になっていたのも納得です。
ニトリCMのイメージとはギャップがすごい清水伸の代表作
Nクールおじさんのイメージだけで見ていると気づきにくいのですが、清水さんは実はかなり幅広い役をこなしている俳優さんです。
鎌倉一の暴言王?大河『鎌倉殿の13人』長沼宗政役
2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、下野の御家人・長沼宗政という役を演じています。
歴史書「吾妻鏡」で「鎌倉一の暴言王」と評されるほど気性が荒く、思ったことをすぐ口に出してしまうキャラクターです。
濃いもみあげともじゃもじゃの髭という強烈なビジュアルもあって、放送当初は「あのCMの人と同一人物だ」と気づかれないほどだったそう。
視聴者が起請文をなかなか吐き出せずに困っているシーンで、ようやく「ニトリのCMの人だ」と気づいたという投稿が話題になり、清水さん本人も嬉しそうに反応していたというエピソードもありました。
普段のドジで愛されキャラとはまるで正反対の役を、ここまで振り切って演じられるのが清水伸さんのすごいところだと私は思います。
清水伸は朝ドラ常連俳優?ちむどんどん・らんまん・虎に翼・風、薫る
清水さんはNHKの連続テレビ小説にもたびたび出演している、朝ドラ常連俳優としても知られています。
| 作品名 | 役どころ |
|---|---|
| ちむどんどん(2022年) | 小学校の先生役 |
| らんまん(2023年) | 分家の紀平役 |
| 虎に翼(2024年) | 根本役 |
| 風、薫る(2026年・放送中) | 大﨑六郎役 |
さらにNetflix配信ドラマ「地面師たち」など話題作にも顔を出していて、俳優としてのキャリアは今もなお広がり続けています。
Nクールおじさんの印象が強すぎて見逃してしまいそうですが、実力派の脇役として引っ張りだこの存在なんですよね。
Nクールおじさんの卒業にファンから寄せられた声
清水さんの報告を受けて、SNS上ではたくさんの声が寄せられていました。
「毎年夏と冬の訪れを感じさせてもらっていた」「季節の変わり目にはこのCMを見つけるのが楽しみだった」といった、季節の風物詩としての存在を惜しむコメントが多く見られます。
なかには、家族と一緒に笑いながら見ていた思い出や、闘病生活を送っていた家族がこのCMを見るたびに笑顔になっていた、という声もありました。
大切な人との時間の中に、このCMがそっと存在していたんだと思うと、胸がぎゅっとなります。
一方で「これからも応援しています」「舞台やドラマでまた会えるのを楽しみにしています」という前向きな声も多く、寂しさだけでなく温かいエールも数多く送られていました。
私自身も、毎年新作が出るたびに「今年はどんな失敗をするんだろう」と楽しみにしていたので、この投稿を見たときは素直に寂しかったです。
でも、あれだけ丁寧な感謝の言葉を読むと、こちらこそ長年ありがとうございましたと伝えたい気持ちになりました。
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まとめ
最後に、今回分かったことを整理しておきます。
- Nクールおじさんこと清水伸さんは、2026年7月9日にニトリCMの契約満了を報告した
- 降板の理由は、ニトリがCMの表現方針を俳優起用型から商品訴求型へ変更したためと考えられる
- 7月3日の週刊女性PRIMEの取材で、すでに今年の出演予定がないことが判明していた
- 清水さんは2015年から約10年にわたり、Nクールおじさんとして季節の風物詩を作ってきた
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の長沼宗政役など、CMとは正反対の役柄でも活躍している
- 朝ドラ常連俳優としても知られ、現在放送中の「風、薫る」にも出演中
- SNSには感謝と寂しさ、そして今後への応援の声が数多く寄せられた
調べてみて感じたのは、「降板」という少し不安になる言葉のわりに、その中身はとても前向きな理由だったということです。
清水さんに何かあったわけでも、ニトリとの関係がこじれたわけでもなく、ただCMの伝え方が変わっただけ。
そう分かってホッとした反面、やっぱり夏になってもあの慌てふためく表情が見られないのは、正直まだ寂しいです。
でも清水さんはドラマや舞台でこれからも活躍を続けていくはずなので、CM以外の場所でその姿を追いかけていきたいなと思います。
そしていつか、ふとしたタイミングでまたニトリのCMに帰ってきてくれる日を、気長に待っていようと思います。


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