アジア大会トラブル内容まとめ|運営会社はどこでやばい不備も調査

アジア大会トラブル内容まとめ|運営会社はどこでやばい不備も調査 雑記

2026年9月19日に開幕した愛知・名古屋のアジア大会。

ニュースを開けば、トラブルの話題ばかりで驚いていませんか。

私も最初は「開幕前のちょっとしたゴタゴタでしょ」くらいに思っていたんですが、調べれば調べるほど話が大きくて。

この記事では、これまでに分かっているアジア大会のトラブル内容をまとめつつ、運営会社はどこなのか、そしてなぜ「やばい」と言われているのかまで、じっくり整理していきます。

アジア大会とは?開催概要と日本開催の意味

愛知県と名古屋市を中心に開催されている第20回アジア競技大会は、45の国と地域からおよそ1万7000人もの選手・関係者が参加する、アジア最大級のスポーツの祭典です。

日本での開催はなんと32年ぶり。

期間は2026年9月19日から10月4日まで。

競技数は当初予定の41競技に、開幕前になってテックボールとパデルの2競技が追加され、計43競技に。

五輪よりずっと多いんですよ、これが。

アジア大会のトラブル内容まとめ【最新版】

ここからは、開幕前後に報じられたトラブルを、発生順にひとつずつ見ていきます。

正直「え、また?」と言いたくなるくらい、続々と出てくるんですよ。

【トラブル1】空港で長時間の足止め、選手登録でも大混乱

中部国際空港に到着した中国やインドなどの選手団が、6時間近く足止めされる事態が起きました。

中国メディアなどによると、管理システム上で選手の情報が正しく表示されず、宿泊先へ向かうバスに乗れない選手が続出したそうです。

中国の体操代表・張博恒さんは、大雨もあってクルーズ船にたどり着けず、「12時間も空腹のままだった」とSNSに投稿し、中国で大きな話題に。

インドの総合格闘技代表の選手は、システム上に自分の名前が見当たらず「幽霊のような扱いだった」と語ったとも伝えられました。

ただし組織委員会は、このあと紹介するように「システムの不備が原因ではない」と反論しています。

どっちやねん、と言いたくなるところなんですが、選手が長時間待たされたこと自体は間違いなさそうです。

【トラブル2】宿泊施設の不備、コンテナ型住居やクルーズ船で混乱

今大会はコスト削減のため選手村を新設せず、コンテナ型の仮設住居やクルーズ船、ホテルに選手を分散させています。

名古屋港ガーデンふ頭に並ぶコンテナ型の宿泊施設では、韓国バスケットボール代表から不満が噴出しました。

ベッドの長さが足りず、身長2メートルを超える選手は足を伸ばして眠ることすらできなかったといいます。

部屋の配管から水が漏れて床が水浸しになり、選手が「助けてください」と動画を投稿したことも報じられました。

韓国バスケットボール協会のチョン・ジェヨン副会長は、宿泊環境を「歴代最悪」と表現したそうです。

参加者数は当初想定の約1万5000人から約1万7000人に増え、約2000人分の宿泊先が足りなくなったとも言われています。

先ほどのインドの格闘技代表の選手は、やっと鍵をもらえた部屋で仮眠していたら、同じ部屋を割り当てられた別の選手2人が現れたそうです。

1部屋に3人のダブル、いやトリプルブッキング。

さらに、日本選手団でも男女が同じ部屋に割り振られるケースがあったと報じられていて、開催国の選手すら巻き込まれていたんです。

【トラブル3】質素すぎる食事内容に選手から悲鳴

話題になったのは、テックボール会場でタイ代表の監督がSNSに公開した昼食です。

紙コップに入ったご飯とスープ、仕切り付きの容器に鶏肉3切れと麺、そして野菜のおかずは「1種類だけ」。

量が足りず、チームは会場の外で食事をとるしかなかったそうです。

……正直、想像しただけでお腹が空いてきます。

ただ、このテックボール会場の食事について、組織委員会は「組織委が提供したものではない」と説明しています。

とはいえ、選手の体づくりに直結する食事は、コスト削減でも削ってほしくないところです。

【トラブル4】バスが来ない、輸送手配ミスが相次ぐ

移動にまつわるトラブルも後を絶ちません。

9月15日には、韓国サッカー代表を乗せたバスが誤って野球場へ向かい、サッカー場に30分遅れで到着したと報じられました。

9月20日には、バスケットボール男子決勝(対日本)を前に大会側の車両が来ず、韓国代表が練習を中止する事態に。

韓国選手団は抗議文を送る方針だと伝えられています。

さらに9月21日のバレーボール女子では、選手を運ぶバスの遅れが重なり、日本対韓国の準決勝が予定より約50分遅れてスタート。

取材陣向けのバスも道に迷い、会場の担当者は「県外から呼んだ運転手で土地勘がない」と説明したとか。

バス、来ない。来ても迷う。

【トラブル5】韓国戦で北朝鮮の国歌が流れる外交的失態

9月18日、岐阜県で行われた男子ホッケーの韓国対バングラデシュ戦で、試合前のセレモニー中に、韓国の国歌ではなく北朝鮮の国歌が流れるという失態が起きました。

組織委員会はすぐに誤りを認めて謝罪し、大韓体育会は正式な抗議文を送付したそうです。

南北の関係を考えると、これは「うっかりミス」では済まされない重さがありますよね。

【トラブル6】翌日には両国の国歌が演奏されない異例事態

北朝鮮国歌の一件からわずか1日後、女子ハンドボールの韓国対香港戦では、今度は両チームの国歌がまったく演奏されないという事態が起きました。

アジア・オリンピック評議会が、体制を整えるために一時的に国歌演奏を取りやめたとも言われていますが、選手たちには事前の説明がなかったようです。

韓国のイ・ゲチョン監督は「国際大会でこんなことは初めてだ」とコメントしたと報じられています。

同じ試合では電光掲示板の誤表示も続き、韓国が20点以上リードしているのに同点と表示されたこともあったと韓国メディアが伝えています。

事故のあとの対応が、また別の混乱を生んでしまったというのは、なんとも皮肉な話です。

【トラブル7】歓迎イベントの豊臣秀吉演出に韓国側反発

9月15日、選手が宿泊するクルーズ船「コスタ・セレーナ」の名古屋港入港を記念したイベントに、観光PR隊「名古屋おもてなし武将隊」が登場しました。

織田信長や徳川家康と並んで、豊臣秀吉役も演武を披露。

これに対し大韓体育会は、朝鮮出兵を主導した人物の登場は問題だとして、抗議の書簡を送ったと報じられています。

名古屋では「三英傑」としておなじみの顔ぶれなんですけどね。

組織委員会は「特定の人物を擁護・美化する意図はなかった」と説明しましたが、アジア各国の選手を迎える場だからこそ、もう一歩の配慮があってもよかったのかもしれません。

【トラブル8】開会式は大量の空席、海外メディアが酷評

9月19日に瑞穂公園陸上競技場で行われた開会式では、約3万人を収容できるスタンドに多くの空席が目立ち、中国をはじめとするアジア各国のメディアから厳しい指摘が相次ぎました。

華やかな演出の裏で、なんとも寂しい光景です。

アジア大会組織委員会が反論、一部トラブルは選手側の書類不備と説明

続々と報じられるトラブルを受けて、組織委員会も動きました。

9月22日、組織委員会は公式サイトで声明を出し、事務局次長の大参孝彰さんも報道陣の取材に応じて、初めて説明の場を設けたんです。

クルーズ船への乗船が遅れた件については、「組織委が宿泊情報を送らなかったことが原因ではない」と断言。

主な原因は、一部の選手団が提出した書類に不備があり、その調整に時間がかかったためだと説明しました。

国歌の取り違えについては韓国側に謝罪し、改善を約束しました。

正直、この説明だけで納得できる人は少ないんじゃないでしょうか。

電光掲示板の誤作動や国歌演奏のトラブルまで、書類の不備で説明がつくとは思えないんですよね。

個別のミスというより、大会全体を見渡す体制そのものに、余裕がなかったのではないかと私は感じています。

アジア大会の運営会社はどこ?主催者と運営受託企業を整理

「そもそもアジア大会って、どこの会社が運営しているの?」と気になっている人も多いと思います。

実はここ、意外と混同されがちなんです。

大会を運営するのは組織委員会(AINAGOC)

まず前提として、アジア大会そのものの主催者はアジア・オリンピック評議会(OCA)です。

そのOCAから任され、日本で大会の準備と運営を担っているのが、公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会、通称AINAGOCです。

会長を務めているのは、愛知県知事の大村秀章さん。

愛知県と名古屋市が中心となってつくった組織で、運営方針や予算を統括する、いわば「元締め」のような立場にあります。

トラブルの説明責任を最終的に負うのは、この組織委員会と言えそうです。

会場運営を担うのはGLイベンツジャパン

そして、実際に競技会場の設営や運営を担っているのが、フランス・リヨンに本社を置くGLイベンツの日本法人、GLイベンツジャパン株式会社です。

2025年4月に組織委員会と随意契約を締結し、会場設計や仮設インフラ、照明・音響、入場管理、表彰式まで、58の会場にわたって大会運営の中核を任されています。

一方で、宿泊や輸送はまた別の会社が受け持っています。

たとえば選手が泊まるクルーズ船は、船会社のコスタ社と、組織委から業務を委託されたJTBが運営しているそうです。

実際、北朝鮮国歌が流れた件も、どの会社が再生を担当していたのかは明らかになっていません。

業務をいくつもの会社に分けて発注している分、組織委が全体をしっかり束ねられていたのかが、いちばんのポイントだと思います。

GLイベンツが「やばい」と言われる理由

「GLイベンツってどんな会社なの?」と気になった人もいますよね。

実はこの会社、大阪・関西万博でもひと悶着あったんです。

GLイベンツの日本法人は万博で、マルタ、セルビア、ルーマニア、ドイツの4つの海外パビリオンの元請けを務めていました。

ところが、この4館すべてで下請け業者から「工事代金が支払われない」という声が上がり、いずれも裁判にまで発展しているんです。

未払い額は4館で約6億7000万円にのぼるとも報じられていて……中小の下請けさんにとっては死活問題の金額です。

国会でもこの問題が取り上げられ、当時の国土交通大臣・金子恭之さんが「建設業法に違反する可能性がある」と答弁する事態になりました。

そんな会社が、なぜアジア大会でも約630億円もの大型契約を受注できたのか。

その背景には、親会社が22億円の協賛金を支払うことで大会最高位の「プレステージパートナー」となり、随意契約の候補者になれるという仕組みがあったようです。

しかも、その22億円すら「すべては支払われていない」ことが、2025年12月の愛知県議会で県の担当局長の答弁から明らかになったと報じられています。

さらに、万博の下請け業者が起こした裁判の中で、GLイベンツ側は「アジア大会への協賛金を払ったばかりで、未払い分を払う資力がない」と主張していたとも伝えられました。

……どっちが先か、と言いたくなる話ですよね。

キックバックのような直接的な証拠が見つかっているわけではありません。

ただ、22億円を払って630億円を得るという構図そのものが、ちょっと出来すぎていないかなと、私は正直思ってしまいます。

アジア大会の経費膨張と税金投入をめぐる不透明さ

お金の話は、もう少し続きます。

アジア大会とアジアパラ大会を合わせた開催経費は、当初見込みの約1000億円から約3700億円へ、3.5倍以上に膨れ上がりました。

物価高や人件費の高騰、円安が主な原因とされています。

選手村をやめて節約したはずなのに、クルーズ船やコンテナの調達を含む宿泊費は520億円。

節約とは……と遠い目になってしまいます。

実は2018年、当時の安倍内閣は閣議で「国による財政支援は行わない」と決めていました。

つまり、税金は使わない約束だったんです。

ところが経費が膨らんだことを受けて、特別措置法という形でこの方針が転換され、補正予算として136億円が計上されることになりました。

約束、どこ行ったんでしょう。

さらに、愛知県議の聞き取りに対して、組織委員会は経費の詳細な内訳について「明らかにするのは難しい」と回答したとも報じられています。

これだけの税金が動いているのに、やっぱり引っかかりますよね。

今後も情報公開を求める声は強まっていくのではないかと、私は見ています。

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まとめ

アジア大会のトラブルと運営会社の構図を、最後に振り返っておきますね。

今回分かったことはこちらです。

  • 空港での足止め、宿泊、食事、輸送と、開幕前から不満の声が相次いだ
  • 韓国戦での国歌の取り違えと、その翌日の国歌演奏なしという異例事態が連続して発生
  • 歓迎イベントの演出や開会式の空席も、海外メディアから指摘された
  • 組織委員会は9月22日に声明を出し、乗船遅れは選手団側の書類不備と反論
  • 大会を運営するのは組織委員会(AINAGOC)、会場運営はGLイベンツジャパンが担当
  • GLイベンツは万博の未払い訴訟を抱えながら、約630億円の随意契約を受注
  • 経費は約3700億円に膨らみ、「使わないはずの税金」も投入された

こうして時系列で並べてみると、ひとつひとつは「よくあるトラブル」に見えても、積み重なると相当な数になるんですよね。

32年ぶりの日本開催という大舞台だっただけに、選手たちにはできる限り気持ちよく競技してほしかったな、というのが正直な気持ちです。

大会はまだ続いています。

これから運営体制がどう改善されていくのか、引き続き注目していきたいと思います。

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