2026年11月5日、VTuberユニット「MonsterZ MATE(モンスターズメイト)」のアンジョーさんが、活動終了を発表しました。
夕方にこのニュースを見て、思わずスマホを持つ手が止まった方も多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。
発表された活動終了理由は「心身の負担」。
いったい何があったのか、病気なのか、そしてコーサカさんが残るMZMは今後どうなるのか。
公式の発表と、本人やun:cさんの言葉をひとつずつ読み解きながら、私なりの見立てもまじえてお伝えしていきますね。
アンジョーの活動終了理由は「心身の負担」|公式発表の内容まとめ
まずは、公式から何が発表されたのかを整理しておきます。
ここを押さえておくと、このあとの話がぐっと分かりやすくなるんですよ。
バルスとMonsterZ MATEの連名で出されたお知らせ
発表は、MonsterZ MATEの公式Xに画像の文書として投稿されました。
投稿は11月5日の17時ごろだったとのことです。
文書のタイトルは「MonsterZ MATE アンジョー活動終了のお知らせ」。
最後には、MonsterZ MATEと運営会社のバルス株式会社の名前が並んでいました。
書かれていた内容は、大きく分けると次の4つです。
- 心身への負担から活動を続けるのが難しくなり、本人と話し合いを重ねて終了が決まった
- 今後、MonsterZ MATEとして新たな収録や出演をする予定はない
- 収録済みの動画や進行中の企画・商品は、調整のうえで公開・販売する場合がある
- コーサカさんは引き続きMonsterZ MATEとして活動する
公式サイトにも、同じ日付で活動終了の報告が掲載されたようです。
公式の投稿は、その日の21時ごろには表示回数が270万回を超えていたとも伝えられています。
アンジョー本人がXでつづった言葉
アンジョーさん本人も、同じ夕方に自分のXで思いをつづっています。
投稿は4回に分けられていたとのことです。
本人の説明によると、以前からMonsterZ MATEの活動の中で「心身の負担が大きく」、体調を崩すことが増えていたそうです。
改善しようと努力してきたものの、このまま続けるのは難しいと判断した、と書かれていました。
あわせて、今後のこともきちんと伝えています。
- XとBlueskyのアカウントは残すが、本人からの発信は11月5日で終わり
- 冬のコミックマーケット(C109)は欠席
- メロンブックスとBOOTHにあるアンジョー名義の作品は、2026年12月末まで販売してから終了
そしてもうひとつ、アンジョーさんを演じてきた歌い手のun:c(アンク)さんも、自身のXで声明を出しています。
私が気になったのは、この3つの発表で言葉の細かさが少しずつ違うところなんです。
| 発表したところ | 理由の書き方 |
|---|---|
| 公式(バルス・MZM) | 心身への負担から、活動を続けるのが難しくなった |
| アンジョーさん本人 | MonsterZ MATEの活動の中で負担が大きく、体調を崩すことが増えた |
| un:cさん | 長く悩んだ末に、医師と相談して自分の体を優先した |
公式から本人、そしてun:cさんへと、少しずつ具体的になっていくんですよ。
それでいて、3つとも話の筋はまったくぶれていません。
私は、この「ぶれのなさ」こそが、裏に別のトラブルがあるわけではないという何よりの答えなんじゃないかと見ています。
アンジョーの心身の負担は何があった?病気の可能性は
ここからは、多くの人がいちばん気になっている「何があったのか」について考えていきます。
ただし、詮索ではなく、本人たちの言葉に沿って読んでいくつもりです。
以前から体調を崩していたというアンジョーの告白
まず大事なのは、本人が「以前より」と書いている点です。
ある日突然ではなく、しばらく前から体調の波を抱えていたことになります。
しかも、改善に向けて努力していた期間もあったんですよね。
発表の直前の11月3日にも、新しい動画が上がっていたそうです。
画面の向こうでは変わらず笑っていた裏で、ずっと踏ん張っていたのかもしれません。
もうひとつ見逃せないのが、「MonsterZ MATEの活動の中で」という一言です。
MZMの活動は、ざっと挙げるだけでもこれだけあります。
- 雑談動画やゲストを招いた企画動画
- オリジナル曲とミュージックビデオ
- 毎年の周年ワンマンライブ(近年はKT Zepp Yokohamaなどの大きな会場)
- イラスト本の制作(アンジョーさんは絵も描く人です)
これに加えて、un:cさんとしての歌の活動もあったわけです。
40代主婦の感覚で言うと、家事と仕事と子どもの行事が全部「本番」だった時期の、あの息つく暇のなさに近いのかなと想像します。
私は、何かひとつの出来事というより、8年半ほぼ走りっぱなしだった「積み重ね」が限界に来たのではないかと思っています。
un:cが明かした「医師と相談」という決断
un:cさんの声明には、本人の投稿にはなかった言葉が入っていました。
長い間たくさん悩んだこと、そして医師と相談して自分の体を優先すると決めたこと。
この一文、とても大事だと思うんです。
気合いや根性で乗り切るのではなく、専門の人と話したうえで出した結論だということですから。
ファンとしては寂しくても、「ちゃんと自分を守る選択をしてくれた」と受け止めたいところなんですよね。
アンジョーの病名は公表されていない
では、病気なのかどうか。
公式も本人も、具体的な病名には一切触れていません。
ネット上では病名を推測する書き込みも見かけますが、どれも根拠のない憶測です。
この記事では、病名の推測はしないことにしました。
本人が語らなかったことは、語らなかったままにしておく。
それが、8年半楽しませてもらった側にできる、いちばんの恩返しやと思うんです。
活動休止ではなく「活動終了」を選んだ意味
今回の発表でハッとしたのは、「休止」ではなく「終了」だったことです。
この違いには、けっこう大きな意味があると感じています。
体調不良なら、まず「しばらく休みます」となることが多いですよね。
でもアンジョーさんは、新しい収録も出演もしない、本人の発信も終わり、とはっきり区切りをつけています。
一方で、終わらせ方はとても丁寧なんです。
アカウントは消さずに残す。
作品は年末まで買えるようにしておく。
収録済みの動画も、公開される可能性がある。
ファンが心の準備をできるように、ちゃんと「出口」が用意されているんですよ。
「いつか戻るかも」という席を空けたままだと、残された側はずっと待つことになります。
戻れる席を残すより、相方が迷わず前に進めるように、あえて扉を閉めたのではないか。
私はそう見ています。
アンジョーの中の人un:cの活動は今後どうなる?
「アンジョーさんが終わるなら、もうあの歌声は聴けないの?」と心配している方もいると思います。
ここは、少し分けて考える必要があるんです。
MonsterZ MATEは、珍しく「中の人」を最初から公表してきたユニットです。
アンジョーさんはun:cさん、コーサカさんは高坂はしやんさんが演じていて、2人とも自分の名前での活動も続けてきました。
un:cさんは以前のインタビューで、どちらの活動も本気でやり、互いの経験を生かしたいという思いから公表を決めた、と語っていたようです。
今回の声明でun:cさんは、数日ほど休んだあと、体調を見ながら活動を再開していくつもりだと伝えています。
つまり、終わるのは「アンジョー」としての活動であって、歌うことそのものをやめるわけではないんですね。
本人が負担を「MonsterZ MATEの活動の中で」と限って語っていることを考えると、自分のペースで動けるun:cさんとしての形なら、またあの歌声に会えるのではないかと思っています。
ここは、ファンのひとりとして正直に書かせてください。
un:cさんは、休んだあとは体調を見ながら戻るつもりだと、自分の言葉で先のことまで伝えてくれました。
焦らなくて、大丈夫です。
モンスターズメイトの今後はどうなる?コーサカ1人での継続
続いて、MonsterZ MATEそのものがこれからどうなるのかです。
決まっていることと、私の予想を分けてお伝えしますね。
11月7日のフェスはコーサカのみで出演
公式YouTubeには「ご報告」という動画が投稿されました。
コーサカさんが今回の件について話し、深々と頭を下げて謝罪する内容だったと伝えられています。
この動画の中で、今後も1人でMonsterZ MATEとして活動を続けていくことも報告されました。
さっそく11月7日には「YAOYOROZU FESTIVAL’26/こいこい神楽」への出演が控えています。
こちらは、コーサカさん1人での出演に変更されました。
発表からたった2日後のステージです。
収録済み動画やアンジョー名義の作品はどうなる
公式の文書では、収録済みの動画や、すでに進んでいる企画・商品は公開・販売する場合がある、とされています。
もしかすると、これから先もしばらくは、2人そろった動画に会える日があるかもしれません。
アンジョー名義の作品については、メロンブックスとBOOTHでの販売が2026年12月末で終わります。
イラスト本などを手元に残しておきたい方は、年末までに忘れずチェックしておきたいところです。
アンジョー不在のMZMを筆者はこう予想する
ここからは、私の予想です。
まず、新メンバーが加わる可能性は、当面は低いと見ています。
公式の文書は、コーサカさんが引き続き活動を続けるとだけ書いていて、メンバーの補充には一言も触れていないからです。
そのうえで、これからのMZMは次のような形になっていくのではないかと考えています。
- 毎回ゲストを「メイト」として迎える、コーサカさん+ゲストの形が基本になる
- 2027年5月ごろの9周年ライブには、天開司さん・佐藤ホームズさん・歌衣メイカさんら、おなじみの仲間たちが並ぶ
- 名物のロシアンシュー企画(からしやワサビ入りのプチシューを食べ合う、通称「誰が持ってるか王選手権」)は、ゲストとの対戦形式で続いていく
この3人は、5周年・7周年・8周年のライブにもゲストとして出演してきた、いわばMZMの「常連メイト」なんです。
「MZM=2人の場所」という看板を、コーサカさんが仲間の力も借りながら守っていくのではないか、というのが私の見立てです。
2018年から走り続けたアンジョーとMonsterZ MATEの歩み
最後に、アンジョーさんとMZMが歩んできた道のりを振り返っておきます。
こうして並べてみると、本当に長く走ってきたユニットなんですよね。
まずは、ユニットの基本情報です。
- ユニット名:MonsterZ MATE(略称MZM)
- メンバー:アンジョー(アンジョーダイスケ/狼男・ボーカル)、コーサカ(吸血鬼・ラッパー)
- 活動開始:2018年5月
- 運営:バルス株式会社
- 中の人:アンジョー=un:cさん、コーサカ=高坂はしやんさん(公表済み)
主な出来事を、年表にまとめました。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年5月 | 5月5日にYouTubeでデビュー |
| 2018年8月 | 渋谷のタワーレコードで初ライブ。5G回線を使ったARライブが話題に |
| 2019年3月 | Virgin Musicからのメジャーデビューを発表 |
| 2020年10月 | 2ndアルバム『255』を発売 |
| 2022年7月 | シングル「StarZ」を配信(レーベル独立後初とされる) |
| 2023年5月 | 5周年ライブ「大騒動」をKT Zepp Yokohamaで開催。初の全編生バンド |
| 2026年5月 | 8周年ライブ「目撃」をKT Zepp Yokohamaで開催 |
| 2026年11月 | アンジョーさんが活動終了を発表 |
生バンドを迎えた8周年ライブから、たった半年後の発表だったわけです。
アンジョーさんは最後の投稿で、この活動を「自分にとっての青春でした」と振り返っていました。
……この一言、胸にきませんか?
私は、つらさより楽しかった時間のほうがずっと大きかったからこそ出てきた言葉なんだと思っています。
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まとめ
アンジョーさんの活動終了について、分かったことを整理しておきます。
- アンジョーさんは2026年11月5日付でMonsterZ MATEとしての活動を終了
- 理由は「心身の負担」で、以前から体調を崩すことが増えていた
- un:cさんは医師と相談したうえで、自分の体を優先すると決めた
- 病名は公表されておらず、推測する必要もない
- 「休止」ではなく「終了」で、作品の販売は2026年12月末まで
- コーサカさんが1人でMZMを続け、11月7日のフェスにも1人で出演
- un:cさんとしての活動は、休養後に体調を見ながら再開する予定
調べていく中で私の中に残ったのは、悲しい発表なのに、関わった人みんなの言葉がとても優しかったということでした。
誰も誰かを責めていないんですよ。
8年半、2人の「部屋」におじゃまして笑わせてもらった時間は、これからも消えません。
アンジョーさん、本当にお疲れさまでした。
今はとにかく、ゆっくり休んでくださいね。


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