日清のどん兵衛「どんぎつね」シリーズに、9月11日から新しいCM「おだしが変わった篇」が登場しました。
パリジェンヌ風の吉岡里帆さんが、布施明さんの名曲「君は薔薇より美しい」の替え歌にのせて衣装をくるくる変えていく演出、あれ完全に目を奪われますよね。
でも私が気になったのは、映像より先にあの歌声でした。
どんぎつねCMで歌っているのは誰なのか、気になって仕方なかったので、徹底的に調べてみることにしました。
「どんぎつね」新CM「おだしが変わった篇」はどんな内容?
まずはCMの内容からおさらいしておきますね。
新CM「おだしが変わった篇」は、2026年9月11日から全国で放送がスタートしました。
30秒バージョンと15秒バージョンの2種類があり、日清食品グループの公式YouTubeチャンネルでも同時に公開されています。
「どん兵衛」は今年で発売50周年を迎えるそうで、そのタイミングで高級鰹節「本枯節(ほんかれぶし)」を配合した新しいおだしへとリニューアルしたんですね。
配信開始から数日で、早くも数十万回再生を記録しているそうです。
CMの舞台は、パリを思わせる石畳の街並みです。
吉岡里帆さん演じる人気キャラクター「どんぎつね」が、まるでバゲットのように本枯節の紙袋を抱えて登場します。
クラシカルな黒のワンピースから、ブルーのトップスにきつね色のミニスカート、そして白いコートへと、次々に衣装をチェンジしていくんです。
しかも今回は、どん兵衛の新キャラクター「きつねあにき」も初共演。
どんぎつねが手を振った相手を、きつねあにき本人だと勘違いしてしまうという、ちょっとかわいい仕掛けも用意されています。
3月に放送された「帰ってきたどんぎつね」篇に続く新展開ということで、シリーズを追いかけている方にとっては見逃せない1本になっています。
どんぎつねCMに流れる「君は薔薇より美しい」の替え歌とは
このCMの主役は、正直どんぎつねの衣装チェンジよりも「あの曲」だと私は思っています。
流れているのは、布施明さんの名曲「君は薔薇より美しい」をアレンジした替え歌です。
原曲は1979年発売で、カネボウ化粧品の春のキャンペーンソングとして起用された曲なんですよね。
サビで伸びやかに響く「変わったー!」という高音フレーズが、当時から印象的な曲として知られています。
今回のCMでは、この「変わった」というキーワードに合わせて、どんぎつねの衣装やヘアスタイルが次々に切り替わっていく構成になっています。
歌詞の内容も、原曲のメロディや「変わった」というサビのキーワードはそのままに、本枯節でおだしが生まれ変わったことを伝える言葉へと、まるごと差し替えられているんです。
ここまで聴いて「じゃあ、この歌を歌っているのは誰なの?」と気になった方、私と同じです。
実はこれ、記事を書いている時点で公式にはまだ明かされていないんです。
このあと、私が調べた範囲での答えをお伝えしていきますね。
どんぎつねCMで歌っているのは誰?公式情報を調べてみた
というわけで、歌手を特定すべく本気で調べました。
……と意気込んでみたものの、決め手にはたどり着けませんでした(笑)。
日清食品の公式サイトやCM本編、メイキング動画、YouTubeの概要欄まで一通り確認しましたが、歌唱者を明記したクレジットはどこにも見当たらなかったんです。
どん兵衛のCM全体を振り返ってみても、CMソングのボーカルがニュースリリースで大々的に発表されるケースは、実はそう多くありません。
たとえば2024年、どんぎつねとは別のシリーズになりますが「はいよろこんで 利き利きどん」篇では、こっちのけんとさん本人が歌っていることが、オファーを受けた時点からきちんと公表されていました。
一方で、今回のように誰もが知る名曲のアレンジだけがひっそり流れるパターンでは、歌唱者名が表に出ないことも珍しくないようです。
ここからは私の予想ですが、今回のCMソングは著名アーティストの起用を前面に押し出す企画ではなく、プロのスタジオシンガーが起用されているのではないかと見ています。
CMソングの世界では、誰もが知る名曲を高い歌唱力でカバーしつつ、名前はあえて前面に出さない起用のされ方も珍しくないからです。
断定はできませんが、今のところこれが一番しっくりくる見立てです。
もし今後、日清食品側から歌唱者が発表されれば、この記事も追記して更新していきたいと思っています。
「君は薔薇より美しい」は実は何度もCM・カバーで使われてきた曲だった
ここでちょっと寄り道させてください。
実はこの「君は薔薇より美しい」、どん兵衛が初めてCMに起用したわけではなく、昭和から令和まで何度もCMやカバーで使われ続けてきた曲なんです。
KANEBOの新ブランドCMで橘慶太が歌唱
一番わかりやすい例が、2023年1月から放送されたKANEBOの新ブランドCM「希望よ、超えてゆけ。」です。
ここでは、w-inds.の橘慶太さんが「君は薔薇より美しい」をカバー歌唱していることが、公式にきちんと発表されていました。
橘慶太さんといえば、力強くも繊細なハイトーンボイスが持ち味のアーティストです。
原曲の高音パートとの相性も抜群だったんですよね。
このときは歌唱者名がニュースリリースにしっかり載っていたので、今回のどんぎつねCMとは、ちょっと事情が違うのかもしれません。
どんぎつねの相方・星野源も「ニセ明」としてこの曲を歌っている意外な縁
もうひとつ、個人的にかなりテンションが上がった発見があります。
どんぎつねシリーズといえば、2017年から2022年まで、星野源さんが相手役を務めていたのを覚えている方も多いはずです。
吉岡里帆さんが演じるどんぎつねは2017年5月にスタートし、星野源さんとのコミカルなやり取りが人気を集めたシリーズでした。
2022年2月にいったん幕を閉じましたが、契約満了が理由と伝えられていて、当時は惜しむ声も多く上がっていたんですよね。
実はその星野源さん、2014年の日本武道館公演から、布施明さんのパロディキャラクター「ニセ明」として、たびたびコンサートでこの「君は薔薇より美しい」を披露しています。
闘病中に自宅のカラオケでこの曲に出会ったというエピソードもあるほど、星野源さんにとって思い入れのある1曲なんですよね。
もちろん、今回のCMに星野源さんが歌唱で関わっている可能性は低いだろうと私は見ています。
でも「どんぎつね」と「君は薔薇より美しい」という組み合わせに、なんとなく縁を感じてしまうのは私だけでしょうか。
そこが、どんぎつねシリーズのニクいところやと思うんですよね。
どんぎつねCMの歌声、誰かに似てる?筆者が聴いた印象
さて、ここからは完全に私の耳で聴いた感想です。
CM本編を何度も再生して聴いてみたのですが、布施明さんご本人の歌唱に比べると、声の芯はかなり若々しく、クセの少ない澄んだ発声だなという印象を受けました。
布施明さんの原曲は、朗々と伸びる本格的なテノールの厚みが持ち味なので、そこと聴き比べるとやっぱり別人だと感じます。
一方で、2023年のKANEBO版で橘慶太さんが聴かせていたハイトーンの伸びやかさとは、方向性としてはわりと近いものを感じました。
似てるような、似てないような……どっちやねん、と自分でツッコミたくなる着地点です。
もちろんこれは私個人の耳で聴いた印象であって、確定的な話ではありません。
ただ、パリジェンヌ風の華やかな映像にぴったりの、透明感のある歌声だったことは間違いないと思います。
どんぎつね役・吉岡里帆のコメントや衣装チェンジ演出もおさらい
最後に、どんぎつね役を演じる吉岡里帆さんについても触れておきますね。
今回の「おだしが変わった篇」の撮影に合わせて公開されたメイキング動画では、打ち合わせに真剣に取り組む姿や、カメラに向かって笑顔を見せる吉岡里帆さんの様子が収められています。
衣装チェンジも、クラシカルな黒のワンピース姿から始まり、ブルーのトップスにきつね色のミニスカート、最後はスカーフと白いコートという流れで、まるでファッションショーを見ているような仕上がりです。
個人的には、黒のワンピース姿の落ち着いた大人っぽさが一番好みなんですよね。
どんぎつねというキャラクター自体、かわいらしさと色気を両方兼ね備えているキャラクターです。
今回のパリジェンヌ路線は、かなりハマっていると思います。
3月の「帰ってきたどんぎつね」篇では『恋のマイアヒ』のボサノバアレンジが使われ、ナレーションを若本規夫さんが担当するという豪華な構成でも話題になりました。
今回はそこからさらに一歩進んで、衣装チェンジと名曲アレンジを組み合わせた、見応えのある内容に仕上がっています。
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まとめ
ここまで、どんぎつねの新CM「おだしが変わった篇」と、そこで流れる「君は薔薇より美しい」の替え歌について調べてきました。
歌っているのが誰なのか、記事執筆時点では公式な発表が見当たらず、はっきりとした答えを出せなかったのは正直悔しいところです。
ただ、調べていく過程で「君は薔薇より美しい」がこれまでも数々のCMやカバーで歌い継がれてきた名曲だと知れたのは、想像以上に収穫でした。
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
- どんぎつね新CM「おだしが変わった篇」は2026年9月11日から放送開始
- どん兵衛は発売50周年を迎え、高級鰹節「本枯節」入りの新しいおだしにリニューアル
- CMソングは布施明「君は薔薇より美しい」のアレンジ曲で、歌唱者は記事執筆時点で非公表
- 2023年のKANEBO新ブランドCMでは、橘慶太が同曲をカバーしていた実績がある
- どんぎつねの元相方・星野源も「ニセ明」としてこの曲をたびたび披露している
- 歌声は布施明本人より若々しく澄んだ印象で、個人的には橘慶太の歌い方に方向性が近いと感じた
- どんぎつね役の吉岡里帆は2026年3月に約4年ぶり復活し、今回で連続出演中
歌唱者については、今後日清食品から発表があれば、すぐにこの記事へ反映していくつもりです。
どんぎつねシリーズは毎回、こういう「気になるけど、すぐには答えが出ない」小さな謎を仕込んでくるのも魅力のひとつなんですよね。
次のCMでは一体誰が起用されるのか、今から気になっています。


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