2026年7月26日にスタートしたTBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズン。
放送直後から話題になっているのが、バルカの少女・ジャミーン役の変更です。
前作を演じたモンゴル人の子役から、日本人の子役・本間さえさんへと交代したことに、驚いた視聴者も多かったようです。
この記事では、VIVANT第2シーズンでジャミーン役の変更理由をできる範囲で調べ、ネットで語られている「セリフが増えたから交代した」説の真偽まで、私なりに考察していきます。
VIVANT第2シーズンのジャミーン役は本間さえに変更された
まずは今回の変更について、事実関係を整理しておきますね。
すでにご存じの方も多いと思いますが、念のため確認しておきましょう。
第1シーズンでジャミーンを演じたのはナンディン=エルデネ
2023年に放送された第1シーズンで、バルカ共和国の少女・ジャミーンを演じたのは、モンゴル出身の子役ナンディン=エルデネ・ホンゴルズラさんでした。
ジャミーンは、人の善悪を直感的に見抜くことができるという設定の少女です。
母親を目の前で亡くしたショックから声が出せなくなっており、セリフのほとんどない難しい役どころでした。
それでも表情と仕草だけで感情を表現し、多くの視聴者の記憶に残る存在になったんですよね。
キャスト変更が発表されたのは2025年10月のキャスト解禁
続編のキャストが発表されたのは、2025年10月21日のことです。
公式から総勢26人のキャストが一挙に発表され、その中にジャミーン役として記されていたのが、本間さえさんの名前でした。
この時点で、すでにファンの間では「なぜ交代したのか」という声が広がっていたようです。
ジャミーン役の変更理由は公式には発表されていない
ここが今回いちばん大事なポイントです。
先に結論を言っておくと、変更理由について公式からの説明は、現時点で一切ありません。
ナンディン=エルデネさんの降板についても、本間さえさんが選ばれた経緯についても、TBSや制作サイドから正式なコメントは出ていないんです。
これだけ主要キャストの交代となると、普通は何かしらの説明があってもよさそうなものですが……今回はそれがありません。
そのぶん、視聴者の間ではいろいろな憶測が飛び交っています。
なかには、監督の問題行動をめぐる報道と絡めて語る声も見かけましたが、これは時系列が合いません。
キャスト変更が発表されたのは2025年10月、監督をめぐる問題が表に出たのは2026年に入ってからのことです。
順番が逆なんですよね。
だから私は、この二つを結びつけるのは無理があると考えています。
公式が理由を語らないのは、何かを隠しているというより、子どもの学業や家庭の事情に踏み込んだ説明ができないからではないでしょうか。
説明しないことが、いちばん誠実な対応だった。
私はそう見ています。
ジャミーン役が変更になった理由として考えられること
公式発表がない以上、ここから先は状況証拠からの推測になります。
そのうえで、私なりに可能性が高そうな理由を三つに整理してみました。
前作から3年、成長期の子役に起きる見た目の変化
前作の放送から今回の放送まで、3年が経過しています。
小学生くらいの子どもにとっての3年は、身長も顔立ちも声も、大きく変わる時期です。
同じ子役をそのまま起用しようとしても、見た目の変化で違和感が出てしまう可能性があります。
モンゴルと日本を行き来する撮影スケジュールの壁
第1シーズンの撮影では、モンゴルで約2か月半にわたる海外ロケが行われました。
一方で第2シーズンのジャミーンは、乃木憂助さんと柚木薫さんとともに日本で暮らす設定です。
物語の中心が日本に移るということは、撮影の中心も日本になるということ。
モンゴル在住の子役を長期にわたって日本に呼び続けるのは、学校のスケジュールや保護者の同行を考えると、現実的にかなりハードルが高いはずです。
なお、モンゴルの学校制度に理由を求める見方もネット上で見かけましたが、これは一つの記事による独自の考察であり、裏付けが取れる情報ではありません。
参考程度にとどめておくのが良さそうです。
2クール放送という前作を超える撮影規模
第2シーズンは、日曜劇場では異例の2クール連続放送。
撮影期間は約1年にもおよび、アゼルバイジャンなどでの海外ロケだけでも2か月半かかったといいます。
これだけ長期の撮影となると、日本で継続的にスケジュールを押さえられる子役でなければ、現実的に対応が難しかったのではないでしょうか。
決め手は演技力でも成長でもなく、単純に「1年間、日本を拠点に動ける子かどうか」だった。
私はそう予想しています。
「ジャミーンのセリフが増えたから交代」説は本当なのか
ネットでよく見かける説のひとつに、「第2シーズンで日本語のセリフが増えるから、日本人の子役に交代した」というものがあります。
もっともらしく聞こえる説なんですが、これ、実はちょっと事実と噛み合わない部分があるんです。
2026年7月19日、ジャミーンのスマホ音声を声優の大谷育江さんが担当することが公式発表されました。
サイドストーリー「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」だけでなく、本編でもジャミーンの声を大谷さんが担当すると、プロデューサーの飯田和孝さんがコメントしているんです。
つまり第2シーズンでも、ジャミーンは自分の声でセリフをしゃべる役ではないということになります。
セリフが増えたから交代した、と言われても……当のジャミーンは、しゃべってないんですよ、これが。
だから私は、セリフの有無が交代の決め手だったとは考えにくいと見ています。
本命はセリフではなく、現場での意思疎通のしやすさなんじゃないかと。
音声は当てないぶん、監督の演出をその場で受け取って表情に落とし込む速さが、この役には求められる気がします。
ジャミーン役を引き継いだ本間さえはどんな子役
ここからは、新しくジャミーンを演じる本間さえさんについて見ていきます。
まずはプロフィールから確認しましょう。
- 名前:本間さえ(ほんま さえ)
- 生年月日:2014年2月2日
- 年齢:12歳(2026年7月27日時点)
- 出身地:東京都
- 身長:148cm程度(成長期のため今後も変わる可能性あり)
- 所属事務所:モンドラナエンタテインメント
- 学年:中学1年生
出演作品とCMでの活躍
本間さえさんは、これまでにも映像の現場を数多く経験してきた子役です。
主な出演作をまとめてみました。
| 作品・媒体 | 役柄・内容 |
|---|---|
| 映画「ふつうの子ども」(2025年9月公開) | クラスメイト役 |
| フジテレビ「顔だけ先生」第8話 | 女子生徒役 |
| 日本テレビ「世界一受けたい授業」 | 再現VTR出演 |
| 日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」 | 再現VTR出演 |
| CM「アサヒ飲料 濃いめのカルピス」 | 出演 |
| TBS「VIVANT」第2シーズン | ジャミーン役 |
役名付きで連続ドラマの主要キャストを張るのは、今回が実質はじめてなんですよね。
これだけの規模の作品で半年間メインキャストの一人を務めるとなると、相当な経験値になるはずです。
大抜擢というより、静かな芝居ができる子をしっかり探し当てた結果じゃないかな、と私は思っています。
交代後のジャミーンに視聴者はどう反応したのか
キャスト変更を知らずに第1話を見て、驚いた方も多かったようです。
放送当日の反応を振り返ってみましょう。
第1話の神田明神の再会シーンで起きたこと
第1話では、前作のラストからそのまま続く形で、神田明神での再会シーンが描かれました。
乃木憂助さんと柚木薫さんが、ジャミーンと抱き合う場面です。
このシーンを見た視聴者からは、「ジャミーンが違う子になってる」「大きくなってる」「別人?」といった声がSNS上に多数上がりました。
キャスト変更を知らずに視聴していた人がそれだけ多かった、ということなんでしょうね。
前作のジャミーンらしさは受け継がれているのか
音声翻訳アプリを使ってしゃべるジャミーンに、違和感を覚えた方もいるかもしれません。
でも私、ここで一つ気づいたことがあるんです。
第1シーズンのジャミーンも、実はスマホを使って意思を伝える場面がありました。
乃木さんがベキの写真を見ていたとき、ジャミーンはスマホの筆談で「優しい人」と伝えているんですよね。
このひと言が、乃木さんをテントへの潜入捜査に向かわせる重要なきっかけになっています。
つまりスマホを介して気持ちを伝えるという行為そのものは、今回はじまったものではなく、もともとのジャミーンというキャラクターの延長線上にあるものなんです。
音声アプリの導入は、断絶というより、これまでの積み重ねの上にある変化。
私はそう捉えています。
違和感は、おそらく2話・3話あたりで薄れていくんじゃないでしょうか。
ジャミーンはもともと表情で語る役なので、視聴者が慣れるのも早いと思います。
まとめ
最後に、この記事で分かったことを整理しておきます。
- VIVANT第2シーズンでジャミーン役は、ナンディン=エルデネさんから本間さえさんに交代した
- 交代の理由について、公式からの発表は現時点で一切ない
- 監督をめぐる問題行動の報道とキャスト変更を結びつける声もあるが、時系列がかみ合わない
- 成長期の見た目の変化、日本中心の撮影体制、2クール連続という撮影規模の大きさが、交代の背景として考えられる
- 「セリフが増えたから交代した」説は、ジャミーンの声を声優の大谷育江さんが担当し続けている事実と噛み合わない
- 本間さえさんは映画やCMで経験を積んできた子役で、役名付きの連続ドラマ主演級の起用は今回が実質はじめて
- 音声アプリで話す設定は、前作でもあったスマホでの意思疎通の延長線上にあると考えられる
調べていて印象に残ったのは、前作でジャミーンを演じたナンディン=エルデネさんが、2024年から2025年にかけて、VIVANTのモンゴルロケ地を巡る公式ツアーに何度もゲスト参加していたことです。
直近では2025年4月にも参加が確認できており、これはキャスト交代が発表される半年ほど前にあたります。
つまり交代が公になる直前まで、本人は作品の顔として変わらず活動していたわけです。
作品と本人の関係が、最後まで良好だったことがうかがえます。
だからこそ、第2シーズンのどこかで、成長した本人が別の形で顔を出す可能性もゼロではないんじゃないかな、と密かに期待しています。
本間さえさんが演じる新しいジャミーンが、この先どんな表情を見せてくれるのか。
引き続き、楽しみに見守っていきたいと思います。


コメント