ココアの湯気で、メガネがふわっと白く曇る。
森永製菓「カカオの力」の新CMで、あのアップを見て思わず手が止まった方、多いんじゃないでしょうか。
私もそのひとりです。
メガネが似合うあの女性は、三村朱里さんという女優さんなんですよ。
しかも「どこかで見たことある気がする」というモヤモヤにも、ちゃんと理由がありました。
この記事では、カカオの力CMの中身から、三村朱里さんのプロフィールや経歴、過去のCM出演作まで、まとめて紹介していきます。
カカオの力CMの女優は誰?ココアを飲むメガネの女性は三村朱里
まずは、いちばん気になる「誰なのか」からいきますね。
CMの内容とあわせて、確認できたことを整理しました。
森永製菓「カカオの力 CACAO70」の新CM「いつもの一杯変えてみた」篇に出演しているのは、女優の三村朱里(みむら あかり)さんです。
CM情報サイトでも出演者として紹介されていて、ご本人もInstagramでこのCMについて投稿しているようです。
森永製菓からの大々的なニュースリリースは見当たりませんでしたが、本人発信もあるようなので、まず間違いないと思います。
気づけば私の検索履歴、「ココア メガネ 曇る 女優」で埋まっていました。
同じ単語を、語順だけ変えて4回。
「いつもの一杯変えてみた」篇はどんなCM?
CM情報サイトへの掲載は2026年11月2日で、動画は森永製菓の公式チャンネルで公開されているようです。
YouTubeでは、タイトルの頭に「【リニューアル】」と付いていました。
舞台は、木の棚や観葉植物が見える、喫茶店のように落ち着いた部屋。
丸いメガネの三村朱里さんが、こちらに語りかけるように話し始めます。
「今日、変えたの分かる?」
いつもの一杯を、ビターなココアに変えてみた、という告白から始まるCMなんです。
そこから「カカオ70%」の話になり、「ビターで、コク深い。」「大人を癒す芳醇な香り」というナレーションが続きます。
締めは、おなじみのサウンドロゴ「ココアはやっぱり森永」。
最後に「チョコも」とちゃっかり付け足しているようで、ここがまたかわいいんですよ。
ちなみに、カカオの力の製品ページを見ると、120g袋の発売日は2026年9月22日となっていました。
「リニューアル」の表記と時期が重なるので、秋の新パッケージに合わせて作られたCMなのかもしれません。
ココアの湯気でメガネが曇るシーンにほっこり
そして、このCMの名場面がこちら。
終盤、ココアの湯気で三村朱里さんのメガネが曇っていくアップが映るんです。
メガネをかけている方なら、一度は経験ありますよね。
ラーメンをすすった瞬間、目の前が真っ白。
あの「見えへん」という小さな絶望を、こんなにおしゃれに描かれるとは思いませんでした。
普通なら、ちょっと間抜けに見えてしまう場面です。
でも三村朱里さんがやると、なぜか絵になるんですよね。
私はこの演出、「湯気が立つほど温かい一杯」をひと目で伝える仕掛けなんやと思っています。
セリフで「あったかいよ」と言うより、曇ったメガネのほうがずっと伝わる。
寒い夜にこそ流してほしいCMとして作られているのではないか、と勝手に想像しています。
カカオの力CMに出演した三村朱里のプロフィール
ここからは、三村朱里さんがどんな人なのかを見ていきます。
事務所の公式情報を中心に、まとめてみました。
- 名前:三村朱里(みむら あかり)
- 生年月日:1996年8月22日
- 年齢:30歳(2026年11月3日時点)
- 出身地:千葉県
- 血液型:A型
- 身長:160cm
- 趣味:美術館巡り、喫茶店に行く(コーヒー)、ミシン
- 特技:ダンス、水泳、短距離走
- 所属:イトーカンパニー
- Instagram:@akarimimura
趣味の欄、ちょっと見てください。
美術館巡り、喫茶店でコーヒー、そしてミシン(急に家庭科!)
以前のプロフィールでは、趣味は「フィルムカメラ」と「テルミン」だったんですよ。
テルミンは、手を触れずに音を出す、ちょっと不思議な電子楽器のこと。
趣味の顔ぶれが、まるごと入れ替わっているんです。
所属についても、少し補足しておきますね。
三村朱里さんは、以前はスターダストプロモーションに所属していました。
現在はイトーカンパニーの所属タレントとして公式サイトに掲載されていて、ご本人のInstagramには「業務提携:イトーカンパニー」と書かれています。
ネット上には、以前の事務所の情報がそのまま残っていることもあるようなので、ご注意ください。
趣味に「喫茶店に行く(コーヒー)」とある人が、ココアの「いつもの一杯」を変えるCMに出ているんです。
飲み物が好きな人の、素の空気感ごと買われた起用なのではないか、と私は見ています。
CMで目を引く太眉とハスキーボイス
三村朱里さんといえば、まず目に入るのが、きりっとした太眉。
そして耳に残るのが、少し低めのハスキーな声です。
サンケイスポーツで紹介されたときも、この2つが魅力として挙げられていました。
ただ、インタビューによると、特徴的な低い声はもともとコンプレックスだったそうです。
太眉についても、ほとんど手入れはしていないと話していました。
今回のCMの「今日、変えたの分かる?」というひと言。
あれが高く甘い声だったら、印象はまったく違ったと思うんです。
落ち着いた低めの声だからこそ、ビターなココアの「大人っぽさ」とぴったり重なる。
コンプレックスだった声が、いまは立派な武器になっているんですよね。
三村朱里の経歴|モデルデビューからドラマ・映画まで
三村朱里さんは、もともとモデルとして活動をスタートしています。
ここでは、女優として歩んできた道のりを順番に追っていきます。
2015年にモデルとしてデビューし、2019年ごろから俳優業にも活動の幅を広げました。
2021年には、舞台「ぼくの名前はズッキーニ」で舞台デビュー。
演じたのは、なんと6歳の少女という難しい役でした。
主な出演作を、表にまとめてみました。
| 年 | 作品 | 役・内容 |
|---|---|---|
| 2019年 | 関西テレビ「死亡フラグが立ちました!」 | 渥美真由役 |
| 2021年 | 舞台「ぼくの名前はズッキーニ」 | 舞台デビュー作 |
| 2022年 | Uru「それを愛と呼ぶなら」 | MV出演 |
| 2023年 | NHK「ワタシってサバサバしてるから」 | 藤山瀬里役 |
| 2023年 | NHK夜ドラ「褒めるひと褒められるひと」 | 生島すず役 |
| 2023年 | 映画「ロストケア」 | 出演 |
| 2024年 | 映画「九十歳。何がめでたい」 | 出演 |
| 2026年 | TBS金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」 | 早川美織役 |
なかでも「褒めるひと褒められるひと」は、三村朱里さんにとって初めての連続ドラマのレギュラー出演でした。
おもちゃ会社で働く入社2年目の企画部員という役どころで、主演の森川葵さんと仲の良い同僚を演じています。
映画では、「ロストケア」「九十歳。何がめでたい」と、前田哲監督の作品に続けて出演しているのも目を引きます。
同じ監督に続けて呼ばれるのは、現場での信頼の証なのではないでしょうか。
2026年は蒼井優主演ドラマ「Tシャツが乾くまで」にも出演
2026年の三村朱里さんは、ドラマでも名前を見かける機会が増えています。
7月から放送されたTBS金曜ドラマ「Tシャツが乾くまで」に、早川美織役で出演しました。
事務所の公式プロフィールにも、役名入りでしっかり掲載されています。
蒼井優さん主演、「silent」の生方美久さん脚本という話題作で、第1話の無料配信は1週間で347万再生を記録しました。
そして実は、主演の蒼井優さんは、イトーカンパニーのグループ会社「taft」の所属なんです。
つまり、同じグループの大先輩。
大先輩の主演作に出演し、春にはアマノフーズ、秋には森永製菓のCMへ。
2026年は、三村朱里さんにとって一段ギアが上がった年だったと言えそうです。
「あのCMの人だ」と気づく?三村朱里の過去のCM出演作
カカオの力CMを見て「この人、見たことある」と感じた方。
その感覚、たぶん当たっています。
主なものを、時期順に並べてみました。
| 時期 | 企業・商品 | 内容 |
|---|---|---|
| 2019年9月 | リプトン イエローラベル | 「えがおをつくる、くるくる」篇 |
| 2020年3月 | キッコーマン うちのごはん | 「ちゃんぽん」篇 |
| 2020年10月 | オハヨー乳業 ジャージー牛乳プリン | 「そうだ、ミルクは愛なのだ」篇 |
| 2023年10月 | キユーピー あえるパスタソース | カルボナーラ濃厚チーズ仕立て |
| 2023年11月 | イオンカード | ふるさと納税「まいふる」篇 |
| 2025年5月 | リポビタンファイン | 「アパレル」篇 |
| 2025年7月 | トップバリュ | プレミアム生ビール・お惣菜 |
| 2025年8月 | 無印良品 | 発酵導入美容液 |
| 2026年5月 | アマノフーズ(WEB動画) | 「暑い夏に、氷おみそ汁丼」篇 |
| 2026年11月 | 森永製菓 カカオの力 | 「いつもの一杯変えてみた」篇 |
並べてみて、気づいたことがあります。
紅茶、ちゃんぽん、プリン、パスタソース、ビールにお惣菜、おみそ汁、そしてココア。
食べたり飲んだりするCMが、とにかく多いんです。
献立表を書き出してみたら、一週間ぶん全部この人がよそってくれていた、くらいの気分でした。
ジャージー牛乳プリンのCMでは、プリンをおいしそうに食べる姿が印象的だと、スポーツ紙でも紹介されていました。
アマノフーズの動画でも、氷おみそ汁丼をひと口食べて「うまぁ~!」と声を上げています。
おいしそうに口にする、ただそれだけの演技。
でも、それを自然に見せられる人って、実はそう多くないと思うんです。
三村朱里さんは、食品メーカーが「この人に任せたい」と指名したくなる、食べる・飲む演技の名手になっているのではないでしょうか。
カカオの力CMの歴代出演者と今回の新CMの違い
カカオの力のCMは、今回が初めてではありません。
これまでの出演者と比べると、今回の新CMの狙いが見えてきました。
| 時期 | 出演 | 篇・形式 |
|---|---|---|
| 2022年11月 | 麻生久美子さん | 「飲むカカオ」篇(TVCM) |
| 2022年12月 | USEN-NEXT I’moon | 「ダンス」篇(WEB動画) |
| 2023年10月 | クレオパトラ(キャラクター) | 「ずるいわ、現代女性。」篇(WEB動画) |
| 2026年11月 | 三村朱里さん | 「いつもの一杯変えてみた」篇 |
2022年に機能性表示食品としてリニューアルしたとき、イメージキャラクターを務めたのは麻生久美子さんでした。
CMでは「血流改善」「腸活」というダブルの機能を、前面に打ち出していたんです。
サウンドロゴも「カカオもやっぱりモリナガ」に変わり、麻生久美子さんご本人が歌っていました。
業界紙の取材では、このTVCMを集中して流した2022年11月、売り上げが前の年の1.5倍を超えたと語られています。
機能を押し出す作戦が、当時はしっかり当たっていたんですね。
その後のWEB動画も、ダンスやクレオパトラで機能の力強さを押し出す路線でした。
ところが今回の新CMは、空気がまるで違います。
セリフで語られるのは「ビター」「コク深い」「芳醇な香り」。
機能の話より、味と香り、そして気分の話が中心なんです。
サウンドロゴも、昔ながらの「ココアはやっぱり森永」に戻っていました。
カカオの力は、2024年の報道で前の年より販売金額が33%伸びたと伝えられていた商品です。
健康のために飲む人には、すでに十分届いた。
だから次は、「なんとなくいつものミルクココア」を飲んでいる人に、ビターへの乗り換えを提案しにきたのではないか。
私は、今回の路線変更をそう読んでいます。
三村朱里がカカオの力CMに起用された理由を考察
では、なぜその役に三村朱里さんが選ばれたのでしょうか。
公式な説明は出ていないので、ここからは調べた事実をもとにした私の見立てです。
ひとつ目は、「新顔すぎず、有名すぎない」という絶妙な距離感。
いつもの一杯を少しだけ変える、という物語には、見覚えはあるけれど身近にいそうな人がぴったりです。
大スターが「変えてみたの」と言うより、ずっと自分ごととして受け取れるんですよね。
ふたつ目は、先ほど触れた、食べる・飲む演技の確かさ。
湯気でメガネが曇るなんて、演じ方ひとつで台無しになりかねない場面を、さらっと絵にしてしまう。
あれは、食品CMを積み重ねてきた人の強みだと思います。
そして三つ目。
ここだけは、ふざけずに書かせてください。
三村朱里さんは舞台デビューのときのインタビューで、「変わり続ける女優」を目標に掲げていました。
モデルから俳優へ、脇役から連ドラのレギュラーへ、そして2026年は大きなドラマとCMが続いた一年。
その目標と、「いつもの一杯変えてみた」というCMの言葉が、きれいに重なって見えるんです。
変わり続ける人に、「変えてみた」を言わせる。
ちゃんと意味のある人選です。
この流れなら、夏にはアイスココアで「いつもの一杯」を冷やしてみる続編が来るのではないか、と私は予想しています。
そして女優としても、連続ドラマでもっと大きな役が回ってくる日は近いのではないでしょうか。
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まとめ
最後に、この記事で分かったことを整理しておきますね。
- カカオの力CM「いつもの一杯変えてみた」篇の女優は三村朱里さん
- 終盤、ココアの湯気でメガネが曇るアップが映る
- 三村朱里さんは1996年生まれ、千葉県出身で、イトーカンパニーの所属
- 太眉と少し低めのハスキーな声が持ち味
- 2026年はTBS「Tシャツが乾くまで」に出演し、CMも続いている
- リプトンやジャージー牛乳プリンなど、食べる・飲むCMの出演が多い
- 新CMは機能より味と香りを推す方向に変わり、サウンドロゴも「ココアはやっぱり森永」に戻った
調べる前は、メガネの似合うおしゃれな女優さん、くらいの印象でした。
でも経歴をたどってみると、プリンも、ちゃんぽんも、おみそ汁も、ずっと私たちの食卓のそばにいた人だったんですよね。
だからこそ、あの曇ったメガネのアップが、作り物っぽくなく見えたのかもしれません。
カカオの力のCMを次に見かけたら、ぜひ最後のメガネに注目してみてください。
そしてもし、いつものココアをビターに変えてみたくなったら、それはもう三村朱里さんの勝ちです。


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