PIECE OF BAKEの休業理由は?営業再開せず閉店の可能性を考察

PIECE OF BAKEの休業理由は?営業再開せず閉店の可能性を考察 雑記

行列の絶えなかった生ドーナツ店「PIECE OF BAKE」が、2026年10月6日に全店舗の休業を発表しました。

理由は「諸事情」とだけ。

営業再開の見通しも立っていないと伝えられています。

「PIECE OF BAKEの休業理由は何なの?」「このまま閉店してしまうの?」と、ざわついた人も多いはずです。

この記事では、確認できた事実と、そこから私が考えた見立てを分けて整理します。

気になる赤字や資金ショートの話、生食パンブームとの共通点にも触れていきますね。

PIECE OF BAKEが全店休業を発表!今わかっている事実

最初にニュースを見たとき、思わず「えっ、全店?」と声が出ました。

まずは、確認できている事実だけを並べます。

公式SNSで発表された休業の内容と対象の5店舗

発表があったのは、2026年10月6日です。

スポニチアネックス配信のニュースによると、公式SNSで全店舗の休業が告知されました。

文面はご愛顧への感謝から始まり、「諸事情により」全店舗を休業する、という内容だったようです。

具体的な理由や休業期間は、報じられている範囲では書かれていません。

報道によると、SNSでは「いちばん好きなドーナツだったのに」「日曜日に初めて買ったばかり」といった、驚きや惜しむ声が相次いだそうです。

対象とされているのは、公式サイトに載っている次の5店舗です。

  • 梅田・阪急三番街店
  • うめきたグリーンプレイス店
  • マリンピア神戸店
  • 名古屋・中日ビル店
  • 吉祥寺店

六甲道にある「PIECE OF BAKE FACTORY」は、この5店舗のリストに入っていません。

こちらの現状は確認できていません。

ちなみに、公式サイトには記事執筆時点で休業のお知らせは出ていません。

休業の期間と営業再開の見通し

気になる営業再開ですが、報道の見出しでは「見通し立たず」とされています。

ここで押さえたいのは、「休業」と「閉店」は別物だということです。

今回の発表に「閉店」の二文字はありません。

再開するのか、しないのか、どっちやねん、と言いたくなるところなんですが、今は続報を待つしかないんです。

併設のYORKYS Creperieも休業しているのか

PIECE OF BAKEは、同じ運営会社のクレープ店「YORKYS Creperie」と並んで出店している場所があります。

では、クレープ側も休業しているのか。

今回の発表でわかっているのは、PIECE OF BAKEの全店休業についてだけです。

クレープ店の状況は、確認できていません。

足を運ぶ前に、念のため公式の発信を確認してからお出かけくださいね。

PIECE OF BAKEとは?運営会社と店舗が増えてきた経緯

休業の理由を考える前に、このお店がどう広がってきたのかを振り返ります。

実はここ、理由を読み解くうえでけっこう大事なんですよ。

PIECE OF BAKEは、ふわじゅわ食感の生ドーナツ「ボンボローニ」の専門店です。

運営しているのは、神戸に本社を置く株式会社Yorkys Entertainmentです。

カフェやクレープ店なども手がける飲食の会社で、PIECE OF BAKEは新業態として2022年11月に始まりました。

出店の流れを、表にまとめました。

オープン日店舗備考
2022年11月18日梅田・阪急三番街店1号店。UMEDA FOOD HALL内
2023年3月17日吉祥寺店コピス吉祥寺。関東初出店
2023年10月26日PIECE OF BAKE FACTORY(六甲道)工場併設。今回の5店舗には含まれず
2024年11月26日マリンピア神戸店三井アウトレットパーク内。クレープも提供
2025年3月21日うめきたグリーンプレイス店イートイン可
2026年3月18日名古屋・中日ビル店名古屋初の常設店

こうして並べると、4年足らずのあいだに、ほぼ毎年のペースで新しい店が増えてきた計算です。

オープンから半年あまりでの全店休業、というのも気になる点です。

公式サイトには、商業施設の担当者や不動産会社向けの、出店相談フォームまで用意されています。

勢いよく広げてきたお店が、突然止まった。

このギャップが、今回の騒動をよりショッキングにしているんですよね。

PIECE OF BAKEの休業理由は公表されている?「諸事情」の読み方

休業理由は、今のところ公表されていません。

ただ、「諸事情」という言葉と、お店の並び方から、見えてくることもあるんです。

公式の文面にあるのは、「諸事情により」という一言だけです。

病気、事故、設備の故障、経営の問題。

何でも入ってしまう、便利で、そしてとても不親切な言葉ですよね。

(ここまで何も書かないなら、せめてヒントくらいくれてもええやん、と言いたくなります)

ただ、ひとつだけ手がかりがあります。

5つの店舗は、すべて別々の商業施設に入っているんです。

阪急三番街、うめきた、マリンピア神戸、中日ビル、コピス吉祥寺。

場所も建物も、まったく別です。

たとえば、ある施設の改装や災害が原因なら、止まるのはその1店舗だけのはずなんですよ。

建物の都合で、5つが同じ日に揃って止まるとは考えにくいですよね。

つまり、施設側ではなく、運営している会社側の事情で止まっているのではないか。

これが、私の今のところの見立てです。

PIECE OF BAKEが休業した理由を考察

ここからは、確認できた事実を土台にした、私の考察です。

断定はできないので、「そういう見方もあるのでは」くらいの温度で読んでくださいね。

赤字や資金ショートで休業に追い込まれた可能性

「赤字」「自転車操業」「資金ショート」といった言葉が気になっている人もいるようです。

はっきり言っておくと、PIECE OF BAKEが赤字だという報道や公式の情報は、現時点で一切ありません。

自転車操業というのは、入ってきたお金をそのまま次の支払いに回して、こぎ続けないと止まってしまう状態のことです。

行列ができていても、手元にお金が残っているとは限らないんですよね。

資金繰りの面で考えるなら、私は次の2つの型を想像しています。

  • シナリオA「資金繰りの一時停止型」:支払いのタイミングが厳しくなり、いったん全店を止めて立て直しを図るパターン
  • シナリオB「事業整理・譲渡型」:ブランドを整理するために営業を止め、別の運営先や縮小での再開を探すパターン

PIECE OF BAKEの実際の数字は、外からは見えません。

低単価で手間のかかる生ドーナツ作りが休業理由になるのか

PIECE OF BAKEの生ドーナツは、税込でプレーンが302円、いちごやピスタチオが486円といった価格帯です。

調べていて気づいたんですが、2023年に紹介された吉祥寺店のメニューも、プレーン302円、クレマ410円、ピスタチオ486円でした。

2026年3月の名古屋店のお知らせと、同じ値段なんです。

材料費が上がり続けたこの数年、少なくとも定番の価格は据え置かれていたように見えます。

お客さんにはありがたい話ですが、お店のお財布にはじわじわ効いていたのではないか、と想像してしまいます。

一方で、公式サイトによると、毎日お店で粉から生地を仕込み、ひとつずつ手作業で仕上げているとのことです。

揚げて、砂糖をまぶして、クリームを詰める。

この手間を、1個数百円で回しているわけです。

さらに、生ドーナツの原価率は、一般論として30〜45%ほどが目安だと言われています。

もちろん、これは一般的な目安であって、このお店の実際の数字ではありません。

加えて名古屋店は、開店当初、平日で約600個、土日祝で約800個を作っても毎日完売していたと伝えられています。

つまり、「売れていないから止まった」という単純な話ではなさそうなんです。

私はむしろ、売れていても利益が残りにくい構造だったのではないか、と見ています。

忙しいのに、楽にならない。

うれしい悲鳴が、いつのまにか、ただの悲鳴に変わっていく。

行列って、お店の勲章であると同時に、重たい荷物でもあるんですよね。

店舗拡大のスピードが休業につながったという見方

もうひとつ気になるのが、広げるスピードです。

新しいお店を出すには、内装や設備、人の採用や研修と、先にお金がかかります。

ここで三つ目のシナリオです。

  • シナリオC「体制再構築型」:人手や製造の体制がお店の数に追いつかず、計画的にいったん止めて作り直すパターン

ただ、計画的な休業なら、普通は事前に告知されますよね。

今回は突然の発表だったと報じられています。

なので私は、Cよりも、AかBの可能性のほうがやや高いのではないか、と見ています。

経営とは別の事情で休業した可能性

もちろん、お金の話だけとは限りません。

人手不足、製造体制の見直し、運営会社の組織の問題など、外からは見えない事情もあります。

ただ、これらはどれも、裏づけになる情報が出ていないんです。

なので、本命は先ほどのAとBの間、というのが現時点の私の見方です。

売れていても利益が残りにくい構造に、拡大で増えた固定費が重なったのではないか。

そう考えると、「連日完売」と「全店休業」が、同じ会社の中で両立してしまう理由にも、説明がつくんですよ。

PIECE OF BAKEは営業再開せずそのまま閉店するのか

今いちばん知りたいのは、「また買えるのか」ですよね。

ここでは、再開する場合と閉店する場合を、パターンで整理します。

営業再開に向かうパターン

再開の形は、大きく分けて3つ考えられます。

  • 全店そろって元どおりに再開する
  • 採算の取れる店舗に絞って再開する
  • 運営会社や体制が変わった形で再開する

ただ、理由がお金の問題だった場合、全店が元どおりに戻るのは簡単ではないと思います。

私は、再開するにしても、店舗を絞るか、運営体制が変わる形になるのではないか、と見ています。

閉店や撤退に向かうパターン

一方で、閉店や撤退に向かう可能性も、ゼロとは言えません。

続報を見るときの目印は、こちらです。

  • 公式SNSの更新が続いているか、止まったままか
  • 各商業施設の公式サイトやSNSで、お知らせが出ているか
  • 店舗の跡地に、次のテナント募集が出ていないか
  • 運営会社から、正式な発表があるか

ですので、倒産といった言葉が出回ったとしても、公式の発表があるまでは、うのみにしないほうがいいと思います。

私も、好きなお店が突然止まったら、ひと晩くらい引きずります。

でも、今はまだ「わからない」が正直なところ。

続報を待ちましょう。

生食パンブームに似てる?生ドーナツの現状との共通点と違い

この件を見て、「生食パンのときに似てる」と感じた人もいるのではないでしょうか。

実は私もその一人なんです。

似ている点と違う点を、順番に見ていきますね。

高級食パンが辿った出店ラッシュと閉店の流れ

高級食パンブームの火付け役と言われるのが、2013年10月に大阪・上本町で創業した乃が美です。

その後、後発のブランドが次々と登場し、専門店は全国で1,000店を超えたともいわれました(報道ベース)。

ところが2022年ごろから、閉店や撤退が目立つようになります。

東京商工リサーチの調査では、パン屋の倒産は2023年度に37件と、前の年度の20件からほぼ倍増し、過去最多を記録しました。

帝国データバンクの調査でも、高級食パンブームの終わりや原材料高が、パン屋の経営の重荷になったと整理されています。

行列ができる。

後追いの店が増える。

いつのまにか、どこにでもある。

そして、気づけば行列が消えている。

共通点は、ほかにもあります。

  • SNS映えで一気に広がったこと
  • 始めやすくて、参入する店が増えたこと
  • 小麦や油、卵などの材料が高くなっていること

違うのは、単価です。

高級食パンは、2斤の1本で800円前後から1,000円を超えるものまであり、手土産としても人気だったと言われています。

生ドーナツは、1個数百円の自分用のおやつ。

安く気軽に買える分、数を売らないと回らない構造なんですよね。

生ドーナツブームは終わったのか

では、生ドーナツのブームは、もう終わったのでしょうか。

ドーナツ探求家の溝呂木一美さんは、2025年末の記事で、2022年から始まった第5次ドーナツブームが長く続いている状態だとして、「第6次ブームは来ていない」という見解を示しています。

また、参入する店が増えるほど質の低い商品も広まりやすく、別のクリーム系スイーツが流行れば、生ドーナツのブームは終わるだろうとも話しています。

一方で、ブームの火付け役の「I’m donut?」は、JR大阪駅西口に2027年3月開業予定の「バルチカM」で、大阪初出店することが発表されています。

2026年9月にはマレーシアにも出店していて、勢いはまだ衰えていません。

私は、ブーム全体が終わったというより、ブームのあとの選別が始まっているのではないか、と見ています。

生食パンも、すべてのお店が消えたわけではなく、スーパーやコンビニの棚に「ちょっといい食パン」として根づきました。

生ドーナツが同じ道をたどるかどうかは、日常のおやつとして残れるかどうかで決まるんじゃないでしょうか。

つまり、PIECE OF BAKEが止まったのは、ブームの終わりというより、ブームを乗り越える体力の差が出た結果なのかもしれません。

……と、偉そうに語りましたが、経営は素人です。

ドーナツの食べ専なんです、私。

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まとめ

ここまでの内容を整理しますね。

  • 2026年10月6日、PIECE OF BAKEが公式SNSで全5店舗の休業を発表した
  • 理由は「諸事情」のみで、休業期間や再開の見通しは示されていない
  • 5店舗が別々の施設にあることから、私は運営会社側の事情ではないかと見ている
  • 赤字や資金ショートの報道はなく、売れていても利益が残りにくい構造の可能性を考察した
  • 再開するなら、店舗を絞るか体制が変わる形ではないかと予想している
  • 生食パンとは共通点があるが、生ドーナツ業界はまだ動いており、ブーム後の選別とも読める

調べながら感じたのは、行列はお店の元気さの証明にはなっても、お店の安心さの証明にはならないんだな、ということでした。

たくさん並んでくれるお客さんと、毎月の支払いは、別の話なんですよね。

好きなお店ほど、「売れてるから大丈夫」と、つい思い込んでしまいます。(私です)

PIECE OF BAKEが、またあのふわじゅわの食感で戻ってきてくれるのか。

それとも、あの味は思い出になってしまうのか。

続報があれば、この記事も更新していきますね。

ふわじゅわのドーナツを、また頬ばれる日が来ますように。

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