2026年8月4日、スピードスケートの高木美帆さんに国民栄誉賞が授与されました。
記念品として選ばれたのは、名前入りの包丁10本セット。
「なんで包丁?」と気になった方も多いと思うんですが、実はこの包丁、メーカー(ブランド)まではっきり判明しているんです。
その名も、ミシェルブラスの超高級10本セット。
この記事では、高木美帆さんの記念品包丁のブランドはどこなのか、超高級10本セットの正体と、包丁を選んだ理由まで、まとめてお伝えします。
高木美帆の記念品包丁、メーカー(ブランド)はミシェルブラス(貝印)と確定
まず、気になる結論からいきます。
高木美帆さんの記念品包丁のメーカー(ブランド)は、ミシェルブラスでした。
国民栄誉賞の授与式後、高木美帆さん本人は取材に対して「(包丁の)ブランド名は頭から飛びました」と話していました。
あれだけの大舞台ですから、細かいブランド名までは覚えていられなかったんでしょうね。
緊張していたら、無理もないと思います。
そんな中、答えを教えてくれたのは贈り主である貝印の公式Xアカウントでした。
日本テレビの情報番組「ZIP!」でこの包丁が紹介されたことを受けて、貝印の公式アカウントが「髙木美帆さんへお贈りいただいたMichel BRAS(ミシェル・ブラス)包丁10本セットをご紹介いただきました」という趣旨の投稿をしていたんです。
メーカー自身が発信している情報ですから、これはもう確定と考えていいと思います。
高木美帆さんの記念品包丁のメーカーは貝印、ブランドはミシェルブラス。
本人が忘れてしまったブランド名を、贈り主がきっちり答え合わせしてくれた形ですね。
ミシェルブラスとはどんなブランド?世界三大刃物の街・関市発の最高峰ライン
ミシェルブラスと言われても、ピンとこない方もいると思います。
簡単に、どんなブランドなのか紹介しますね。
ミシェルブラスは、刃物メーカーの貝印が展開する包丁ブランドです。
貝印は、世界三大刃物の街のひとつと言われる岐阜県関市で、1908年に創業した老舗メーカーなんですよ。
「関孫六」や「旬」といった人気包丁ブランドも貝印の製品で、包丁好きの方なら一度は名前を聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
その貝印の中でも、ミシェルブラスは最上位クラスに位置づけられているブランドです。
名前の由来は、フランスの三つ星レストランを率いるシェフ、ミシェル・ブラス氏。
ミシェル・ブラス氏と貝印が手を組んで生まれた、いわばコラボレーションブランドなんです。
用途別に10種類の包丁がラインナップされていて、刃にはチタンコーティングが施され、ハンドルは職人の手作業で仕上げられています。
1本を作るのに37もの工程を経ると言いますから、まさに一生ものの包丁ですね。
高木美帆の包丁、気になる金額のズレ|「100万円相当」と実勢価格を比較
ここで、私が調べていてちょっと気になったポイントをお伝えします。
金額に関する、ちょっとした「ズレ」なんです。
国民栄誉賞の記念品は、慣例として100万円相当のものが贈られると報道されています。
一方で、貝印の公式オンラインストアを見てみると、ミシェルブラスの通常版10本セットの価格は374,000円(税込)でした。
……あれ、100万円には届かないですよね。
単純に数字だけ比べると、2倍以上の開きがあるんです。
調べてみると、実はこの「100万円相当」という金額、政府が正式に公表しているものではないようなんです。
国民栄誉賞の副賞は「記念品又は金一封」と定められているものの、具体的な金額の基準は贈る側の政府からも公表されておらず、報道各社が過去の受賞例から「およそ100万円」と考察しているにすぎない、というのが実情のようです。
つまり「100万円相当」はあくまで報道側の目安であって、今回の包丁セットを厳密に鑑定した金額ではない、と考えるのが自然だと思います。
包丁の刃には「国民栄誉賞 高木美帆殿」「内閣総理大臣 高市早苗」という文言が刻印されていたそうなので、こうした特別な刻印の分、通常の販売価格よりコストがかかっている可能性もあるのではないでしょうか。
正確な金額までは分かりませんが、少なくとも「誰でも買える10本セットと全く同じもの」ではなく、特別な一点ものと考えるのが自然だと私は見ています。
高木美帆が包丁を選んだ理由|母と一緒に料理をするため
そもそも、なぜ包丁を記念品に選んだのか。
その理由、実はとても素敵なエピソードだったんです。
高木美帆さんは授与式後の取材で、母・美佐子さんと一緒に料理をすることを思い描いて包丁を希望した、と明かしています。
現役を引退して実家で過ごす時間が増えたことで、親と過ごす時間も増えたそうです。
「一緒に料理できたらいいな」という思いと、「母親の料理が好き」という気持ちから、包丁という選択に至ったんですね。
しかも、ちょうど母・美佐子さんが包丁を新しくしたいと話していたタイミングだったそうで、「そういうタイミングもあっていいなと思った」とも語っていました。
いいお母さん思いのエピソードですよね。
実際に包丁を受け取った感想は「思ったより大きかったですね」とのこと。
「まずは眺めるところから。どの包丁が何に使えるか知るところから始めたいくらい料理は初心者」とも話していて、料理のバリエーションを増やしたいという目標も明かしています。
出典:スポーツ報知(Yahoo!ニュース)
10個ものオリンピックメダルを手にした選手が、包丁を前にして「初心者なので」と謙虚に語る姿。
なんだか親近感が湧いてきませんか。
「ブランド名は頭から飛んだ」発言の真意
先ほども触れましたが、高木美帆さんは包丁のブランド名について「頭から飛びました」と正直に話していました。
これ、私はすごく人間らしいなと感じたんです。
国民栄誉賞という一世一代の大舞台。
高市早苗首相から表彰状と盾を直接手渡される緊張感の中、記念品の細かいブランド名まで頭に入れておくのは、正直かなり厳しいと思います。
覚えていられなくても、無理はないんですよね。
むしろ、正直にそう話してくれたことに、私は好感を持ちました。
高木美帆のプロフィール|五輪4大会・メダル10個の記録
ここで改めて、高木美帆さんのプロフィールをおさらいしておきましょう。
数字で見ると、その功績の大きさがよく分かります。
- 名前:高木美帆(たかぎ みほ)
- 生年月日:1994年5月22日
- 年齢:32歳(2026年8月5日時点)
- 出身地:北海道中川郡幕別町
- 出身校:帯広南商業高校-日本体育大学
- 競技:スピードスケート
- 五輪出場:4大会(2010年バンクーバー、2018年平昌、2022年北京、2026年ミラノ・コルティナ)
- 五輪メダル:金2個、銀4個、銅4個(合計10個、日本女子最多)
- その他の記録:ワールドカップ通算38勝(日本勢最多)、2019年に女子1500メートルで世界記録樹立
- 現役引退:2026年4月
5歳からスケートを始めた高木美帆さんは、2010年のバンクーバー五輪に15歳で初出場しました。
以降、平昌、北京、ミラノ・コルティナと4大会連続で五輪に出場し、夏冬通じて日本女子最多となる10個のメダルを獲得しています。
2019年には女子1500メートルで1分49秒83の世界記録をマークするなど、長きにわたってスピードスケート界のトップを走り続けてきた選手なんですよ。
2026年4月に現役引退を表明し、今回の国民栄誉賞受賞に至りました。
スピードスケート選手としては初めての受賞で、冬季競技では羽生結弦さん以来2人目の快挙です。
姉・高木菜那さんとの絆エピソード
高木美帆さんには、同じくスピードスケート選手として活躍した姉、高木菜那さんがいます。
2018年の平昌五輪では、団体パシュートで姉妹そろって金メダルを獲得した仲でもあるんですよ。
今回の国民栄誉賞受賞を受けて、菜那さんは自身のインスタグラムを更新。
「いただいた包丁セットで私に感謝の気持ちを込めてカレー作ってね」と、茶目っ気たっぷりに祝福のコメントを寄せていました。
出典:THE DIGEST(Yahoo!ニュース)
もらったばかりの超高級包丁で、まさかのカレー作りをリクエストされる美帆さん。
……贅沢な包丁の使い道ですよね(笑)
歴代の国民栄誉賞、記念品にはどんなものが選ばれてきた?
実は国民栄誉賞の記念品、受賞者によってバラバラなんです。
過去にはどんなものが贈られてきたのか、見てみましょう。
| 受賞者 | 記念品 |
|---|---|
| 王貞治さん(1977年、プロ野球) | 鷲の剥製 |
| 長嶋茂雄さん、松井秀喜さん(野球) | 金色のバット |
| 伊調馨さん(2016年、レスリング) | 西陣織の帯 |
| 羽生善治さん、井山裕太さん(2018年、将棋・囲碁) | 七宝焼きの硯箱、筆など |
| 国枝慎吾さん(2023年、車いすテニス) | 腕時計 |
記念品は一律ではなく、受賞者の功績や人柄にちなんだものが、オーダーメイド感覚で選ばれているのが特徴です。
ちなみに、フィギュアスケートの羽生結弦さんは2018年の受賞時、「みなさまと共に取った賞という気持ちがある」として、記念品を辞退したことでも知られています。
こうして並べてみると、高木美帆さんの「包丁10本セット」も、母親思いのエピソードが詰まった、その人らしい記念品なんだなと感じますね。
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まとめ
ここまで、高木美帆さんの記念品包丁について、ブランドから選んだ理由までまとめてきました。
最後に、この記事のポイントを振り返っておきます。
- 高木美帆さんの記念品包丁のメーカー(ブランド)はミシェルブラス(貝印)
- 贈り主の貝印公式Xアカウントが「Michel BRAS 包丁10本セット」と明言している
- ミシェルブラスは貝印の最上位ブランドで、フランスの三つ星シェフとのコラボ商品
- 報道の「100万円相当」と通常価格374,000円には開きがあり、特別仕様の可能性がある
- 包丁を選んだのは、母・美佐子さんと一緒に料理をする時間を作りたかったから
- 高木美帆さんは料理は初心者だが、これから少しずつバリエーションを増やしたいと語っている
本人が「ブランド名は頭から飛んだ」と正直に話す一方で、贈り主である貝印がきちんと答え合わせをしてくれる。
なんだかほっこりする展開だなと、私は思いました。
10個ものオリンピックメダルを手にしたレジェンドが、超高級包丁を前に「まずは眺めるところから」と話す姿。
肩の力が抜けた、素敵な第二の人生のスタートに見えます。
母・美佐子さんと一緒に、あの包丁でどんな料理を作るのか。
今後の高木美帆さんの「料理初心者」ライフにも、そっとエールを送りたくなる記事でした。


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