旧ジャニーズ事務所のSMILE-UP.(スマイルアップ)で、東山紀之さんの後任として弁護士の新社長が発表されました。
タレントさんじゃなくて弁護士さん?と、私もニュース速報を二度見してしまったんですよね。
10月1日付で就任予定の山田将之弁護士は、いったい何者なのでしょうか。
学歴の大学や高校、これまでの経歴、3年前から務めてきたCCOとしての仕事ぶりを、公表されている情報から整理しました。
分からないことは、分からないと正直に書いています。
山田将之弁護士は何者?スマイルアップの新社長に就く弁護士のプロフィール
答えを先に言ってしまうと、山田将之さんは企業のコンプライアンスを専門にしてきた弁護士で、2023年からスマイルアップのCCOを務めてきた人なんですよ。
まずは、基本のプロフィールから確認していきましょう。
- 名前:山田将之(やまだ まさゆき)
- 職業:弁護士(日本)、ニューヨーク州弁護士
- 所属:第一東京弁護士会(2005年登録、58期)
- 現在の肩書:SMILE-UP.のチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)
- 就任予定の肩書:代表取締役社長兼CCO(2026年10月1日付)
- 事務所:山田将之法律事務所(東京都、2023年5月開設)
- 出身大学:早稲田大学法学部(2001年卒業)
- 年齢:非公表(2026年9月28日時点。学部卒業年から逆算すると40代後半とみられる)
スマイルアップは2026年9月28日の取締役会で、取締役会の構成を変えることを決めました。
続く株主総会で取締役の選任議案が承認され、2026年10月1日付で新しい経営体制になる予定です。
ここで大事なのは、山田さんが突然どこかから来た新社長ではない、という点なんですよ。
2023年9月30日にCCOとして招かれてから、約3年。
社内の内側で会社の問題に向き合ってきた人が、そのまま社長の席に移る形なんです。
私はこの人事を、芸能の色をぐっと薄めて「後始末を最後まで法的にやり切る会社」へ舵を切るサインだと見ています。
山田将之弁護士の学歴は?出身大学や高校はどこまで公表されているのか
学歴は、公表されている中でいちばん確かなところから書いていきますね。
先に正直なことを言うと、高校名は確認できませんでした。
山田将之弁護士の大学はどこで確認できる?
大学は、以前在籍していた西村あさひ法律事務所の公式プロフィールに書かれています。
それによると、2001年に早稲田大学法学部を卒業しています。
出典:西村あさひ法律事務所
もうひとつが、アメリカのノースウェスタン大学ロースクールです。
こちらは本人の事務所サイトと、東洋経済の記事の両方に、2012年に卒業したと書かれています。
LL.M.(エルエルエム)と呼ばれる法学修士のコースで、海外の弁護士資格を目指す人が留学して取ることの多い学位なんですよ。
「東京大学では?」という推測も見かけましたが、事務所の公式プロフィールに早稲田大学と載っている以上、こちらが確かな情報です。
日本の大学、アメリカの大学院、日米両方の弁護士資格。
……履歴書の密度が高すぎて、私の履歴書が白紙に見えてきました。
山田将之弁護士の高校や年齢は非公表?わかる範囲を整理
では、高校はどこなのか。
調べられる範囲を調べましたが、高校名が書かれた公式の情報は見つかりませんでした。
「たぶんあの学校では」と推測で書くのは簡単なんですよね。
でも、同じ名前の別人を巻き込んでしまう危険があるので、私はやりません。
年齢や生年月日、出身地も、公表されているのを確認できませんでした。
ただ、2001年に大学を卒業しているなら、現役で進んだ場合は1978年か1979年生まれの計算になります。
つまり、いまは40代後半とみられる、ということです(あくまで推定です)。
算数というより、探偵ごっこですね。
高校名が出てこないのは、隠しているというより、企業法務の弁護士は実績で語る世界なので、載せる必要がないだけではないでしょうか。
家族など私生活の情報も見当たりませんし、公の役割で語られる人なので、詮索するのはやめておきます。
同姓同名の山田将之氏と混同しないために
調べていて気づいたのですが、検索窓に「山田将之」と打つと、別の方の情報も混ざってくるんです。
裁判官にも同姓同名の方がいるようで、情報がごちゃっとしがちです。
スマイルアップの山田さんは弁護士で、修習期は58期です。
学歴や年齢を調べるときは、どの山田将之さんなのかを必ず確認してください。
「どの山田さん?」と、私も画面の前で何度か自問自答しました。
山田将之弁護士の経歴を時系列で整理!西村あさひ法律事務所からニューヨーク、独立まで
経歴は、公式の発表と本人の事務所サイトで確認できるものを中心にまとめます。
一言でいうと、大手法律事務所で企業の不祥事対応を積み上げてきた人、という流れなんですよ。
弁護士登録から西村あさひ法律事務所のパートナーまで
2005年に弁護士登録をして、同じ年に西村ときわ法律事務所へ入所しました。
のちに西村あさひ法律事務所という名前になる、国内でも大手として知られる事務所です。
途中の動きを、表にまとめてみました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2001年 | 早稲田大学法学部を卒業 |
| 2005年 | 弁護士登録、西村ときわ法律事務所(現・西村あさひ法律事務所)に入所 |
| 2012年 | ノースウェスタン大学ロースクール(LL.M.)を卒業 |
| 2012年〜2013年 | ニューヨークのピルズベリー・ウィンスロップ・ショー・ピットマン法律事務所に出向 |
| 2013年 | ニューヨーク州弁護士に登録 |
| 2014年 | 総合商社(丸紅)のコンプライアンス部門に出向 |
| 2017年1月 | 西村あさひ法律事務所のパートナーに就任 |
| 2023年4月 | 西村あさひ法律事務所を退所 |
| 2023年5月 | 山田将之法律事務所を開設 |
| 2023年9月30日 | スマイルアップのCCOに就任 |
| 2026年10月1日 | 代表取締役社長兼CCOに就任予定 |
パートナーというのは、事務所の運営にも関わる上級の立場のことです。
西村あさひ、ニューヨーク、商社、パートナー、独立、CCO。
……肩書きの渋滞です。
山田将之弁護士の専門はコンプライアンスと内部通報?著書や講演から見える強み
西村あさひの公式プロフィールによると、出向先は丸紅株式会社のコンプライアンス統括部だったそうです。
この商社への出向経験、地味に大きいと私は思っています。
弁護士が外から助言するだけでなく、会社の内側の空気を知る経験だからです。
事務所のサイトによると、取扱分野はコンプライアンス、不正調査・対応、労働など、企業法務が中心とのこと。
西村あさひ時代には、不適切会計やインサイダー取引、贈賄、製品や食品の品質問題、社内のハラスメントなど、幅広い企業不祥事の対応に関わってきたと紹介されています。
会社で何かが起きたとき、事実を調べて、二度と起きない仕組みを整える。
そういう仕事の専門家なんですね。
共著には『インサイダー取引規制の実務』(2010年、2014年に第2版)や『危機管理法大全』(2016年)があります。
講演も多く、2019年にはコロンビア大学ロースクールでゲスト講義をしたとのこと。
こうして並べると、「火消し役」というより「立て直しの仕組みをつくる人」が得意分野なのではないでしょうか。
内部通報の本や講演が多いことからも、私はそう見ています。
山田将之弁護士が旧ジャニーズのCCOに就いた経緯とこれまでの仕事ぶり
CCOに招かれてからの約3年で、山田さんが何をしてきたのかを見ていきます。
公表されている場面は限られますが、人物像のヒントはいくつかあるんですよ。
CCOとは?山田将之弁護士に与えられた権限
CCOはチーフコンプライアンスオフィサーの略で、会社が法律やルールを守っているかを見る責任者のことです。
旧ジャニーズ事務所は、外部の専門家チームの提言を受けて再発防止策をまとめ、その一環でCCOを社外から招きました。
会社の発表によると、CCOは経営から独立していて、取締役会に意見を述べる権利があります。
出典:SMILE-UP.公式サイト
人権方針に基づく施策(研修を含む)の企画や実施も、CCOの担当です。
さらに、内部監査室、内部通報制度、相談先の制度までまとめて見る役割だそうです。
会社の「お目付け役」を、あえて社外から呼んだ形なんですよね。
山田将之弁護士が2023年10月の会見で果たした役割
山田さんが初めて広く知られたのは、2023年10月2日の会見でした。
この会見で山田さんは冒頭説明の一部を担当し、東山さんが被害に遭った方と直接会って謝罪していることや、補償と再発防止の取り組みについて話していたようです。
会見の終盤には、ファンも加害者だという声について問われる場面もあります。
山田さんは、そうした声は的外れなのでやめてほしい、という趣旨の発言をしたとのことです。
東洋経済のインタビューで語っていた補償への考え方
もうひとつの手がかりが、2024年7月22日に公開された東洋経済のインタビューです。
見出しは、金銭による補償は救済の一部にすぎない、という趣旨でした。
インタビューの冒頭では、自分は再発防止の報告書が出たあとに関わり始めたので、旧事務所の実態を把握しきれていないと前置きしています。
そのうえで、補償が約500人まで進んでいる状況は、民事訴訟で賠償していくことを考えると普通はありえないほどスムーズだと話したとのことです。
出典:東洋経済オンライン
また、被害者との対話は東山さんにしかできないのでは、という考えも語っていました。
ただ私は、補償を手続きとして片づけるだけではない姿勢が、少なくとも言葉の上では見えると感じました。
評価が決まるのは、これからの実績しだいではないでしょうか。
なぜ弁護士が社長に?東山紀之社長の退任と山田将之弁護士就任の背景
芸能人でも経営者でもなく、弁護士が社長になる。
これが今回の人事のいちばんの特徴なので、背景を整理しておきますね。
会社の説明では、今後の補償業務は法的な手続きや専門的な判断が必要な場面が中心になっていくとのことです。
そのため、任期満了のタイミングで経営体制を一部変えるのがふさわしい、という意見で、社外取締役を含む全員が一致したそうです。
東山さんと専務取締役の安部朗さんは、任期満了で退任します。
会社としても、今回の変更は性加害問題への対応を終わりにするものではなく、係争中の案件を含めて手続きを最後まで進める、と説明しています。
2026年9月28日現在の補償の状況は、次のとおりです。
- 補償の申告:1047人
- 補償内容に合意:582人(うち578人には支払いが完了)
- 補償を行わない旨を通知:231人
- 連絡が取れなくなっている:226人
補償を行わない231人は、在籍や被害が確認できないといった理由によるものと報じられています。
訴訟が続いているケースも9人分あるとのことです(会社が原告のものと、被告のものがあるそうです)。
こうした補償の詳しい状況を会見で説明したのも、山田さんだったと報じられています。
なお、会社は補償が終わり次第、業務を終了する方針を示しています。
ただ、その具体的な時期は、私が確認できた範囲では示されていません。
私は、補償の話が「受け付けて払う」段階から、交渉や訴訟を含む段階へ進んだから、法律の専門家がトップに立ったのだと読んでいます。
一方で、廃業までは数年単位の長期戦になるのではないでしょうか。
藤島ジュリー景子は代表取締役として留任
気になるのが、藤島ジュリー景子さんがどうなるのかという点だと思います。
会社の公式発表では、藤島さんは代表取締役として留任します。
出典:日刊スポーツ(Yahoo!ニュース)
発表された10月1日以降の取締役会の構成(一部)は、次のとおりです。
- 山田将之さん:代表取締役社長兼CCO(新任)
- 藤島ジュリー景子さん:代表取締役(留任)
- 神隆幸さん:専務取締役(新任)
東山さんが退き、山田さんが社長になり、藤島さんは残る。
この3点が、事実として並んでいるんです。
山田将之弁護士の社長就任をどう見る?期待の声と厳しい見方
最後に、この人事がどう受け止められそうかを整理します。
私の意見も混ぜますが、決めつけにならないようにしたいと思います。
期待できる点は、やはり専門性と継続性ではないでしょうか。
補償が法的な手続き中心になっていく中で、弁護士がトップに立つのは、筋が通っています。
3年間、内側から会社を見てきた人なので、引き継ぎの空白も生まれにくいはずです。
一方で、厳しい目を向ける人がいるのも事実です。
藤島さんが残ることをどう受け止めればいいのか、戸惑う声もネット上では出ているようです。
補償の進め方や情報の出し方について、以前からもっと透明性を求める声もあります。
山田さんは、スタッフによる性加害の申告状況については、個別の事情が大きく二次被害にもつながりかねないとして、公表しない考えを説明したそうです。
肩書きが変わっても、大切なのは、一件ずつの補償にどう向き合っているかが見えるかどうかなんですよね。
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まとめ
ここまで、山田将之さんの学歴や経歴、社長就任の背景を見てきました。
要点を整理します。
- 山田将之さんは弁護士で、10月1日付でスマイルアップの代表取締役社長兼CCOに就任予定
- 大学は早稲田大学法学部、アメリカのノースウェスタン大学ロースクールでLL.M.を取得
- 高校名、生年月日、出身地、年齢は公表情報を確認できない
- 2005年に弁護士登録し、西村あさひ法律事務所で約18年、2023年に独立してCCOに就任
- 専門はコンプライアンスや内部通報など、不祥事の再発防止の仕組みづくり
- 藤島ジュリー景子さんは代表取締役として留任し、補償業務は今後も続く
調べてみて、私がいちばん印象に残ったのは、山田さんが「新しい人」ではなく「3年間ずっと中にいた人」だという点でした。
学歴の華やかさに目が行きがちですが、本当に問われるのは、これからの補償への向き合い方なんですよね。
高校名が分からなくても、この人の仕事ぶりは、これから少しずつ見えてくるはずです。
新しい情報が出てきたら、また追記しますね。


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